ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

2020年11月のこと

全然面白くないのになぜか笑ってしまうことがある。最近は、劇場版『鬼滅の刃』の主題歌『炎』の読みが(ほむら)であることが面白くて仕方ない。本当に何が面白いのか自分でもわからないけれど、条件反射で笑ってしまう。音楽番組などで「それでは歌っていただきましょう、LiSAさんで『炎(ほむら)』」と曲名を聞くたび毎度新鮮にほむwwwwとなっている。『鬼滅の刃』は漫画もアニメも見たことがなくて、流行ってるから嫌とかではなく、多分あまり好きじゃないだろうな〜と思うから見ていない。そういう先入観は捨てたほうが良いとは思うのだけれど、多分あまり好きじゃない。私の直感はよく外れる。

 

2020年の流行語

2020年の流行語大賞に「フワちゃん」がトップ10入り。「おはぴよ〜」でも「サイアクゥ〜」でもなく「フワちゃん」なんだ…。今年の私の脳内流行語は「だりぃ〜」「うぜぇ〜」「しんど…」がトップ3にランクイン。反抗期の高二男子のようなラインナップとなりました。ネットに跋扈するほっこり話への感想は大体この3つのどれかで片がつく。

 

気になるトピック

今月インターネットで気になった話題

食費月5万のOL、食費が月5万であることを把握しているだけで偉い。自分は光熱費以外は何にいくら使っているのかわからない。家計簿をつけたのは大学生の頃に一度、友達と食費1ヶ月1万円生活の遊びをしたときだけだ。社会人になってからもざっくりした【収入】【支出】の概念だけで生活している。それで生活できているので全く問題ない。普通の人が当たり前にできることができなくても、普通の人にはできないことができるので気にすることなどない。話が全然違うところに飛躍した。来年からは家計簿つけようね。

 

考え方が卑屈というか、文句ばっかりで面倒くさいなぁとは思うのだけど、わからないでもない部分がいくつかあって、例えば「東京の孤独と地方の孤独はレベルが違う」という主張はすごく同意する。孤独感が半端ない。転勤なんてシステムはこの世からなくなればいい。記事にはさまざまなコメントがついて批判的な意見も多かったけど、一概にこの書き手の意見をばっさり切り捨てるのはちょっとかわいそうな気もする。これだけ長文で「死ぬほど辛い」と書くくらいだから相当苦しいのだと思うけど、この書き手は田舎に転勤になったことが辛いのではなくて、自分がすべきことが明確にわかっているのにそれを実行に移せないことが辛いんじゃないかなぁとか、勝手に想像してしまう。すべきことというのは今すぐ仕事をやめて東京に戻ることなのですが…

自分の場合は地方暮らしを楽しむために「里に下りてきた王様」の設定でフィールドワークをしています。以下は「はじめて見る城の外の世界が珍しくて仕方ない王様の写真」です。

これが…海…

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これは…川…

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これが…山…獰猛な獣がいると本で読んだ…

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これは…一体…

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神の舌

最近見たテレビ番組では、『マツコ&有吉 かりそめ天国』でぼる塾田辺さん、蛙亭岩倉さん、パーパーほしのディスコが高級食材を食レポする企画がとても良かった。田辺さんがフグの食感をナタデココと表現したりスッポンをブリと下位互換で例えたり、岩倉さんがステーキの焼き方をミディアム、レア、ピアニッシモとボケてみたり、ほしのディスコがシャトーブリアンをワタアメと表現したりしていて最高でした。自分も味覚の解像度が相当低いのでわかるなぁと共感しながら視聴した。バルサミコソースをチョコレートと勘違いしたり、味を聞かれても「味がする」とか雑な食レポをしてしまう。

蛙亭岩倉さんはゴッドタンでのマジ歌がめちゃくちゃ刺さりました。魂の叫び。蛙亭オールナイトニッポンiも毎週楽しく聞いている。早急に中野くんの声マネを習得したい。蛙亭とラランドは男女コンビということで並べられることが多いけど、ラランドのセンスはあまり得意じゃなくて、蛙亭の下ネタは当事者としてのドゥフフなのに対して、ラランドの下ネタは斜め上からのキャハハであることが結構しんどいなぁと感じてしまう。

 

ガチンコファイトクラブ再始動

11月の終わりに後輩が出場するキックボクシングのアマチュア大会を観に行った。3時間くらい観戦したけれどなんだかずっとぼんやりしていた。試合後の後輩に減量お疲れのお菓子を差し入れて暫くへらへら立ち話をして、帰りの電車の中でぐるぐると考えているうちに疲れて眠ってしまった。

正直ずっとイライラしていた。退屈に殺されそうだった。ボクシングは感染の拡大が落ち着いたら再開しようと思っていたけれど、いつまで経っても落ち着く気配はない。それどころか感染者は増える一方だ。平日は家と職場の往復で、週末人と会う予定もない。もう何ヶ月も友達と会ってない。すべてが無理になっていた。

先日やっとの思いでボクシングジムを見学して、次の日入会届けを提出した。久しぶりのボクシングはやっぱりすごく楽しかった。ボクシングしてるときの自分が一番かっこいい。それにしても太ったな〜。プロライセンスの更新には、年内に東京の指定病院で検診を受ける必要があって、このままいけば来月で資格が失効する。それもまた人生かなとも思う。ジムの帰り道自転車こいでたら、わけもなく涙が溢れてきた。31歳の冬やでしかし。

 

読んだ本とか漫画とか

 自転しながら公転する / 山本文緒

自転しながら公転する

自転しながら公転する

 

仕事、恋愛、親の介護など30代独身女性のリアルを描いた作品。はじめに示された結末に対して、本文の内容が全然そっちに転がりそうにない流れなので展開が気になって一気に読み終えた。プロローグ*1で前フリをしといてエピローグでネタばらし的なことをするわけだけど、その仕掛けのためにここまで引っ張ったのか…と思うとちょっと白けてしまう。単純に自分は主人公に好感が持てなかったというのもあって、すっきりしない終わり方だった。物語としては面白かったし共感する部分も多い作品だと思う。

 

チェンソーマン 9 / 藤本タツキ

すごい漫画を読むとただただ「すごい」という感情に支配されるので怖い。

 

観た映画とか 

罪の声

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面白かったけどびっくりするくらい感想がない。

 

日本をゆっくり走ってみたよ(Amazon Prime)

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んあ〜〜これはヒロインがかなり苦手なタイプの女性でしたね…男の人ってこういう女の人が好きなの?とかそういうのは本当にどうでも良くて、私はこのヒロインが嫌いですという、それだけです。

 

聞いていた音楽とか

 

Ryohu – The Moment (Official Music Video)


曲もMVもかっけぇ〜〜最近こういうゴスペル調にアレンジされた曲が好きでよく聴く。年末感があって良いなあ。

 

=LOVE(イコールラブ)/ しゅきぴ【MV full】


声優になるのが夢だったという佐々木舞香さんのセンター曲。声が抜群に良い………

 

JO1|Shine A Light MV 


ダンスが軽やかでShine A Lightを体現してて好き。2:27の豆鶴が良すぎて何回も見てる。

 

12月の目標は痩せること。職場からジムまで1時間かかるので前ほど熱心に通えるかはわからないけど、うまいこと折り合いつけながらやっていきたい。

*1:プロローグとエピローグを間違っていたので直しました。プロローグとエピローグ一生覚えられん