ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

2021年7月のこと

毎年毎年言ってることだけどいつの間にやら夏やでしかし。東京オリンピックが始まりましたが特に言うことなし。仕事、相変わらずアー。出張先に持ち込める荷物の量に制限があるので必要最低限のものだけ詰めて事前に送る。現地で蓋を開けたら替えの下着を入れ忘れていて早速詰んだ。あまり早めにパッキングするとこっちでのストックがなくなるから直前に用意しよ〜と思ったまま忘れていたのだった。毎日ランドリーに通って事なきを得る。あの空間はほかほかの香りがするから良い。

ワクチンの接種はまだまだ先で、ノーガードで出張に行くのが精神的につらい。体内に異物を入れるのが怖いという主張を自分はあまり理解できなくて、できれば早いとこ打ってしまいたい。もし仮に現在出回っているワクチンが失敗作だとして、急いでワクチンを打った人たちは全員死にますよと言われても、そのときはそのときで了解です〜と大人しく棺桶に入るだろう。最近疲れてるとかは関係なく、前からそういう気持ちがある。仮に明日世界が滅亡すると言われても、そうですか…おやすみなさい…と布団に入るだろう。こういうのは死を間近に体験したことがないから言えることでもあるし、死について考えるのは生に対する執着の表れでもある。

 

今月のガチンコファイトクラブ

平日の練習は時間的に無理なので、しばらくは潔く諦めることにした。

最近は土曜の練習終わりにジムの大学生とご飯に行っている。ジムを出てあちぃ〜とか涼し〜とか言いながら自転車を走らせる。二人とも一番好きな食べ物がカレーなのでカレー屋の開拓を続けて6軒目となった。ボクシング以外にも仕事や大学や恋愛の話、面白かった本や映画の話など、中身のない雑談でゲラゲラ笑っている。来週『対岸の彼女』を貸してもらう代わりに『あのこは貴族』を貸す約束をした。歳は離れているのにことごとく波長が合う。おそらくピントのズレ方が似ているのだと思う。そんなわけで、こっちで友達をつくる気がないとか言ってましたが20歳の友達ができました。ピ〜ス!

 

河原でアイスチャイ

ここ最近は河原でアイスチャイチャレンジに取り組んでいます。一人で?とか何が楽しいの?とか聞いてくる人のことは一生無視して大丈夫。

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アジア食料品店で買ったミックススパイス。カルダモンとシナモンを取り出して粉砕する。


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スパイスとアッサムの茶葉(CTC)を煮出していく。CTCっていうのはなんか茶葉をコロコロに丸めたやつ。

夏は焚き火よりバーナーが良い


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最後に牛乳を加えて濾過したら完成です。上が先週で下が今週。先週くらい濃いめの方がコクがあって美味しかった。


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虫集まり光(むしあつまりこう)

 

そ↓れ↑こ↑そ↓

「それこそ」が口癖の人と出会うと「それこそ」の「それ」が何を指すのかを追ってしまい、その後の話が入ってこなくなる。もちろん「それこそ」自体に深い意味はなく、「要するに」とか「ぶっちゃけ」とかで代わりが利く言葉であることはわかる。それでも会話に「それこそ」が出てくると脊髄反射で「それ」の正体を追いかけてしまう。私はこの現象を「それ追い」と名付けたい。

映画『パシフィック・リム』では、過去の記憶を追体験して思考が現実からトリップしてしまう現象を「ウサギ追い」といい、目の前のことに集中しろという意味で「ウサギを追うな(Don't chase the rabbit.)」というセリフが出てくる。これは不思議な国のアリスのウサギから着想を得たのだと思っていたが、Random Access Brain Impulse Triggersの頭文字をとったものだという小ネタを知り、なんて秀逸な翻訳なんだ…と膝を打ったのだった。こんなふうに一つの話題から思考が飛んでしまう癖があり、困っています。悩み相談のコーナー。DMAEってサプリどうなんだろう。集中力は上がるけどガチ悪夢を見るらしく、それはそれで見てみたい気もする。というわけで早速購入したので届いたらレビューします。

 

からあげ棒ください

地方なもんで遅い時間に帰ろうとすると電車の待ち時間が20分以上空いたりする。するとどうしても深夜のコンビニに吸い込まれてしまう。レジ前の「揚げ物全品50円引き」の誘惑に勝てるわけもなく、私は元気に言うのです「からあげ棒ください」と。快活に注文するのには理由があって、タバコの品番を言うのであれば気怠げな態度でも格好がつくだろうが、いかんせんからあげ棒である。もし一度で聞き取ってもらえず「…ぁげ棒………からあげ棒!」などと言い直すことにでもなればこれ以上恥ずかしいことはない。それで私は元気に言うのです「からあげ棒ください」と。

その日は女子大生くらいのアルバイトがレジに立っていて、私の「からあげ棒ください」は一発で聞き取ってもらえたのだけど、店員はレジに打ち込んで、お会計をして、ありがとうございました〜で、終わりました。数秒の沈黙のあとお互い「ん?」となり、私が「あっ、からあげ棒…」と言うと店員は「あっ、失礼しました!」と言ってからあげ棒をケースから出し紙の袋に包んで渡してくれました。あれはおそらく深夜の元気なからあげ棒注文コールにウケちゃったんだろうな。レジ打ちしながらなんとか笑いは堪えたものの、肝心のからあげ棒の提供を忘れた…と、そういうことだと思うのです。

それでも私はこれからも元気に言うぞ「からあげ棒ください」と(揚げ鶏でも可)

 

読んだ本とか漫画とか 

『しょうもないのうりょく(2)』 高野雀

じわじわ引っ張ってもよさそうな展開をスンとまとめていたのが新鮮だった。あとがきでその経緯を知り、タイムリーに作者の意図を読めるのはなんかすごく今っぽいな〜と思った。

 

『奈良へ』 大山海

前半よくわかんなかったけど後半の異世界編あたりからぐいぐい引き込まれていった。わかる/わからないでいうと最後までわからない漫画ではある。二次元と三次元の境界がシームレスに混ざり合う不思議な感覚。ジャンルは何なんだろう…ギャグ漫画としてくくるのは雑過ぎるというか、ギャグ漫画ではないんだよなあ。読み終えたあとの余韻が深い。

あとがきと町田康による解説も含めて面白かった。

 

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(11)』浅野いにお

はにゃにゃふわ〜〜〜!!

 

『正欲』朝井リョウ

正欲

正欲

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とってつけたように多様性を叫ぶ昨今の社会に一石を投じる作品。人の腹の内のぐつぐつとした感情をここまで書き切る作者の胆力。さまざまな視点から語られる構図が面白くて一気に読んだ。わかる〜ってところが100個あって、わかんね〜ってところが100個あった。

特設サイトで冒頭がまるっと公開されている

朝井リョウ 『正欲』 | 新潮社

 

わかる〜ってところ抜粋

私はずっと、この星に留学しているような感覚なんです。

本誌P.6

 

他者が登場しない人生は、自分が生きていくためだけに生きていく時間は、本当に虚しい。その漆黒の虚しさを、誰かにわかってもらおうなんて思わない。

本誌P.186

 

飽きた。もう、卑屈にすっかり飽きたのだ。生きていたいのだ。この世界で生きていくしかないのだから。

本誌P.287

3つ目に関しては厳密に言うと卑屈に飽きたというより、卑屈に抗うことに飽きるところまできてしまったので、自分の卑屈さと折り合いをつけながらやっていきたい気持ちがある。

 

以下感想箇条書き

  • 主要人物の一人が、地方の狭い世界の中で同級生同士結婚する人たちを見下してる割には、そのコミュニティから抜け出す気はなくて、どうして〜って感じだった。
  • 河原でバーベキュー中に酒を飲んで気が大きくなって川に飛び込んで死ぬのと、混ぜると危険な洗剤を用意周到に準備して硫化水素自殺を図るのと、どちらも死んでしまったら終わりではないか。終わりです。全部読み終えて、「明日死なないこと」に執着する物語だったと感じた。
  • マイノリティとして頑なに他人と距離を置いて生きてきた人が、同士と出会った瞬間こうも脇が甘くなってしまうのか…となってからの転げ落ちるような展開が、滑稽でもあり切なかった。一つの共通項に依存するあまり、他に何の情報もない人を信頼してしまう関係性の危うさ。
  • 一人、一度だけ語り手として登場する嫌〜な奴がいて、ずっと吐き気がする思いだった。この章だけがあきらかに異質。「無敵な人」がキーワードとして出てくるが、悪い意味でこういう人って無敵なんだよな。

西加奈子さんの書評がとても良かったのでURLを共有します。

朝井リョウ 『正欲』 | 新潮社

 

その他エンタメ

空気階段の踊り場 #220 キモい青春時代』21.07.05放送

こういう表現はあまり良くないのかもしれないが気にせず書くと久々に「俺たちのもぐら」が帰ってきた回。キラキラした青春時代を過ごした水川かたまり、ひいてはそういう奴ら全員に対する恨み節が炸裂していて最高だった。

「なんで泣‪‪かねぇんだよ!やば…好きじゃねぇじゃん別にじゃあ。修学旅行の夜に告白して泣かないって何?」の後にかけたオレンジレンジの『ロコローション』。もぐら曰く「当時のお前らの曲」。選曲があまりにドンピシャ(私は中学時代オレンジレンジのアンチ)だったので思わず笑ってしまった。その後「これを聞いて俺は夜眠りに就いてたんだコノヤロー」と紹介があって流れたサンボマスターの『そのぬくもりに用がある』。DJもぐら、選曲の妙。私がサンボマスターで一番好きな曲は『孤独とランデブー』ですのでそちらも是非。

「いつまで言ってんだよそれ」

「いつまででも言うよ」

鈴木もぐらさんにはこういう話をいつまででも続けていてほしい。

 

テレビ東京『お耳に合いましたら。』

伊藤万理華さんの声と演技が好きだな〜。毎回変わるエンディングのダンスにすっかりやられています。『まりっか』『まりっか'17』『伊藤まりかっと。』『はじまりか、』を世に送り出した個人PVの女王の貫禄。関連で『氷川きよし kiiのおかえりごはん』も聞いています。

 

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』

毎週土曜のダイジェスト版で見ている。蒔田彩珠さんより清原伽耶さんの方が歳上なんですね。今田美桜さん演じる神野マリアンナ莉子のキャラクターがとても良い。一昔前だったらこういう勝ち気な女の子って主人公に嫌がらせしたり足を引っ張ったりするのがテンプレだったけど、現代の朝ドラはそういうくだらないことはしなくなったんだなぁと、脚本家の安達奈緒子さんには全幅の信頼を寄せています。

 

聞いてた音楽

『WOW』LOOПΔ

わーわー言うとりますがな。警告音からのオリビアヘの「ワチャゴナドゥ」がめっちゃ好き。K-POPのアイドルはラップパートを疎かにしないのが偉いよな〜

韓国語の打楽器性についてはONIGAWARAの斉藤さんのツイートが印象に残っている。

思った以上に昔だった。

 

『Viva!Spark!トロピカル〜ジュ!プリキュア

陽気なサンバ

 

7月はそんな感じです。できれば月のまとめともう1本くらいは毎月ブログ書きたい。最近のインターネットは完璧な正しさしか許さないみたいな雰囲気があって居心地悪い。おかしな人たちがたくさん流入してきてTwitterもつまんなくなったな〜とはTwitterには書けない。ちいかわのリプ欄、絶対ぞわぞわするってわかってて見てしまう。7月27日のパジャマパーティーズの欠損、それも「演出」だったのか!ワァァァァァァって展開怖すぎる。良かった〜じゃあないんだよ。ほっこりすな。作者はそういう人たちがどこまで気付かないかギリギリのところを試してる印象がある。まとめでベラベラ喋り過ぎましたおわり。