ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

文学フリマ京都9に関するお知らせ

GAMEBOYZは2025年1月19日(日)に京都市勧業館みやこめっせで開催される文学フリマ京都9に出店します。

新刊『ハイウェイ・オアシス』

 

時間と場所を旅するエッセイ集。過去にブログに投稿した文章に加え、新たに9作を書き下ろしました。

 

『ハイウェイ・オアシス』というタイトルには、「ひとやすみ」「寄り道」といった意味が込められています。目まぐるしく過ぎていく日々の中で、ちょっと立ち止まって一息ついたり、暇つぶしをするような感覚で読んでいただけたら嬉しいです。

 

目次

 

《イベント詳細》

🕙1/19(日) 11:00〜16:00開催
📍京都市勧業館みやこめっせ
✅入場無料
📕イベント詳細→https://bunfree.net/event/kyoto09/

 

f:id:GAMEBOYZ:20250115234044p:image

新刊『ハイウェイ・オアシス』A6/148ページ/600円

既刊『はてなブログ非公式ファンブック』B6/60ページ/600円

 

新刊から内容を一部公開します。

『告白の成功率』

ネタバレの部分にマスクしたら大喜利のお題みたいになってしまった。この章が一番魂削って書いたので思い入れが強いです。何度も心折れそうになりながら書き上げました。ぐったり。個人的に『自分が人生の主人公になることなんて一生ないと思ってた』『そうなってくると何もわからない』と並ぶ三大魂削り作品です。

 

 

ウラジオストクだって行ける』

車を買ったことで行動範囲が広がったこと、運転しているときに考えていること、行こうと思えばどこへだって行けるよね♬というようなことを綴っています。

 

今回はというか、今回も、という感じかもしれませんが正直めちゃくちゃ脱線します。これは私の文章、ひいては私の思考回路の悪い癖でもありますが、『ハイウェイ・オアシス』はある意味脱線をコンセプトにしているところがあるのでブレーキをかけず大脱線しています。唐突ですがここで以前ブログが炎上したときにはてなブックマークについたコメントを掲載します。

全然関係ないのだが、この人の文章には本当に個性があるなぁといつも思う。そもそも記事には全ての自分の恥が凝縮されているがその一切をその後も何も回収しないという。でも文章にはちゃんと起承転結がある。面白い

帯コメントにしたい

 

人からお金をいただいて販売する分、楽しんで読んでもらえる文章を書きたいという思いがやっぱりあって、それはつまり近年の日記本ブームに対するアンチテーゼでもあったりします。

ツイッターから離れてしまった人に教えると最近ツイッターでは、

「独身独居中年女性の生き方を描く…という触れ込みの作品が最近は少しずつ増えてきたけど主人公の設定が首都圏在住、編集者などのフリーランスが頻出で、それを知った時点で興味が失せる」

というようなツイートが話題になっていて(一気に広まって一気に終息した)、これはおそらく『スロウトレイン』や『ソロ活女子のススメ』の主人公のことを言ってるんだろうな…とは思うんですけど、これ「本当にそう!」と賛同してる人もいれば「かと言って地方在住の独身独居中年女性を描いたところでドラマにならないでしょ…」と言ってる人もいて、個人的にはドラマはドラマとして見れば良いと思っていて共感性とかは特に求めないのでどっちでもええやん♪という感じではある。

それでいうとバカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』では毎日自転車で通勤し、帰りにスーパーに寄る…みたいな日常が描かれていて、これこそが地方都市のリアルだよな…と思った。通勤路に洋服の青山があったらそこは地方都市(くわばたおはらがおったらそこは大阪や!)

本作は地方在住全国転勤の独身独居中年女性が幼少期のこと、家族のこと、恋愛のことなどについて綴ったエッセイです。といっても地方ならではのほのぼのスローライフを満喫してるわけでもなく日々淡々と目の前のことを消化するだけの毎日です。私がロールモデルになったるわい!とかいう気概も持ち合わせておりません。 あまり自分のことを「限界異常独身女性」などと称して卑下したくないとは思ってる。地方かつ地元でもないところに暮らしていて友達もいない…みたいな人は可視化されてないだけで実はそこまでレアケースではないはずで案外自分が思っているより、凡。

 

今回の文学フリマは会場が京都ということで遠方の方はなかなか気乗りしないとは思うのですが、突発的に「そうだ、京都行こう」するのも楽しいのではないでしょうか!という提案をしています、今。移動は偉大。

あとなんか今年は各地の文学フリマやZINEフェスにも出てみたいな〜と思ってます。旅行がてら楽しく全国巡りたい。京都でここ行っとけ!これ食べとけ!といった情報があれば教えてください。 たくさん本を売りたいし、人と会って話すのを楽しみにしています。ゲムボは案外みんなが思っているより、気さく!