9月の終わりの夏休み。家族のいる人はお子さんの夏休みの都合があるだろうからと、自分はいつでも良いですよ〜とか言ってると予定が次第に埋まっていって結局こうなる。カレンダーを見たら去年の夏休みも9月の最後に取っていた。真夏に休むより過ごしやすくて良いかもしれない。
遅れてきた夏休みを取り返すべく、レンタカーで向かったのは海の見えるキャンプ場。
神割崎キャンプ場へは高速道路を使って仙台から車で約2時間。『おかえりモネ』の舞台となった登米の山道を抜けると絶景のオーシャンビューが広がる。
ここをキャンプ地とする
落ちたら海、というわけではなく段々になっている。場所によっては木々に遮られることなく水平線が一望できる。フリーサイトは予約の段階で区画が決められていないので、早い者勝ちで陣地を取る仕組みになっている。今回は途中で道の駅に寄ったりスーパーで買い出しをしてから向かったので出遅れた。
夜営開始
前回までは電車とバスで移動してたけど、車で来ると荷物を積めるだけ積めるのが良い。高さのある椅子とLEDランタンが加わり、テーブルも少し大きめのものを新調した。薪は近所の公園に落ちていた木をカットしたものを使う。暴風雨や台風のあとに公園に行くと結構立派な木が落ちている。ゲームとかでありそうなギミックで楽しい〜と、たまに虚構と現実が逆転することがある。
はじめさしてもろて…
スペアリブと餃子を鉄板で
外はカリッと、中はホクホクの真髄「にんにくのホイル焼き」
エビとブロッコリーとエリンギのアヒージョ
安い白ワインがすすむすすむ
良い感じに気分がのってきたのでカリンバを弾く。
波の音、炎、着信音あり
ひとり焚き火を眺めながら酒を飲んでいると、どうしても友達と行ったキャンプのことを思い出す。楽しかったなあ。あの頃が一番楽しかった。過去の思い出を引っ張り出して感傷に浸るのは良くないな〜と思いつつ、良い思い出は良い思い出のままずっと大切にしていたいのです。早めに寝よね。
23時 おやすみなさい
5時 オハヨー!
日の出の瞬間も拝めましたが写真なし
こちらの材料でピザをつくっていきます(ナンの粉は半量の100g使用)
1. ナンの素、水、オリーブオイルをジップロックに入れてこねる
2. 生地を取り出し、素手でまとめていく
3. 二分割した生地をクッカーに入れ、蓋をして10分待つ
4. 生地を均等に伸ばす
麺棒なくてもなんとかなる
5. 具材をのせる
6. 焼く
7. 完成〜!
チーズが溶けるまで焼いたら生地の底の方がザクザクになった。それはそれで美味しかったので良しとする。無印のナンの素でピザ焼く案を思いついたときは天才では?と思ったけど、インターネットで調べたら既出でした。
帰ってきて荷物を下ろしたら急にやる気が出てきて、シンクを磨き玄関を掃除して部屋の隅に溜まっていた段ボールを紐で束ねた。洗濯機を回している間にスニーカーを洗った。外でピザが焼けるのに家の中で何もできないのはおかしいのでは?みたいなスイッチが入ったのかもしれない。スーパー銭湯で2回ととのい、リクライニングシートで漫画を読んで帰宅。素晴らしい夏休み。一生終わらないでください。