「二度目の梅雨」とかいう異例の気象に苛まれた8月。長袖長ズボンでも寒かった。かと思えばまた厳しい暑さが戻ってきたりして、つかみどころのない夏だった。盆休みもなく連日の日帰り出張で1日1日がピタゴラスイッチ式に過ぎていく。気が付けばシームレスに9月入り。家に炊事・掃除・洗濯を無償でやってくれる人がいれば良いのにな〜とか思うけど、世界はそれを搾取と呼ぶんだぜ…
対価として支払われる報酬だけが唯一のモチベーション。賞金クエストだと思ってガシガシ稼ぐのです。お金の使い道は下手に高価な買い物をするより自分にベットするのが良いと思い、歯の矯正をすることにした。最近はマスク生活で矯正を始める人が増えたという。手始めに大きな病院で右の親知らずを2本抜く。顎の骨をかなり削ったらしく顔がしばらく四角だった。抜いたところと上顎洞が貫通して口内の血が鼻から出てきた。鼻血ってなんかマンガみたいで面白い。小学生にだけウケるギャグというか。抜かなければならない親知らずが左にあと2本。矯正スタートまでの道のりは長い。
週末コインランドリー倶楽部
乾燥が終わるのを読書しながら待ってる時間が結構好きだ。
2021年4月開館のまきあーとテラスに『アニメージュとジブリ展』を見に行った。編集部のわちゃわちゃした様子を描いた一枚絵がとても良かった。自分はこういう展示を見るとき、目に止まったものだけをじっくり見てあとはスタスタ歩いてしまうので、展示全般あまり向いてないのかもなと毎回思う。
ノスタルジーが過ぎる
家族で店を営むおじいさんとおばあさんと娘さんとお孫さんが視界に入る席に腰掛け、よそ者ひとりレモンミルクのかき氷を食べた。孫がずっとゲームに夢中なのがいかにもで良かった。ごちそうさまでした〜と店を出たところで呼び止められて、お金を払い忘れていたことに気付く。あまりにも自然に食い逃げしそうになっていたことに自分でも驚いた。恥ずかしさと情けなさと申し訳なさが込みあげて、あわあわしながら会計を済ませた。
市街地でアートフェスティバルが開催されていたのでパスポートを購入した。
全体的に不穏な感じがして不気味だった。現代アートを鑑賞するとき大体いつも「よくわかんね〜」と思うのだけど、よくわからないものをよくわからないままにしておく感覚を大事にしたい。
替え歌たちの鎮魂歌(レクイエム)
半年に一度やってくる私だけが楽しいコーナー
すいみん不足 / キテレツ大百科OP
→メンタリストDaiGoのテーマ曲
ストロー / aiko
ワイにいいことがあるように あるように あるように
→切なる願い
サンタルチア / ナポリ民謡
オカダ・カズチカ〜 ラストロ〜 ダルジェント〜
→謎に全国各地であるあるとなっている「中学音楽サンタルチア独唱テスト」
北風小僧の寒太郎 / 童謡
2ch育ちの寒太郎「ヒュルーン ヒュルーン ヒュルルーンルンルンルンwwww冬でござんすヒュルルンルンゴ〜m9(^Д^) 」
→下書きに残ってたんだから供養するしかない…
クロノスタシス / きのこ帝国
"クロノスタシス"って知ってる?知らないと君が言う
時計の数字が偶然誕生日でオ!となる現象のことだよ
→私の中ではね
以上になります。あざした〜
見た映画とか配信とか
『サマーフィルムにのって』 / 監督:松本壮史、脚本:三浦直之
この夏映画館で見たい青春映画。ノンストップで駆け抜けるような爽快感。伊藤万理華さんのくるくる変わる表情やコミカルな動きから目が離せない。時代劇に興味はないけど三人でいるのが好きだから廃車に来るビート板がいじらしくて可愛かった。並び順的に一番乗りして二人を待っていることが想像できる。ハダシが花鈴や凛太郎から「ハダシ」「ハダシ監督」と呼ばれているのに対し、ビート板やブルーハワイは三人の中だけの呼び名っぽいのがなんかすごくグッときた。
コントライブ『夜衝』 / 玉田企画・玉田真也、テニスコート・神谷圭介
日常の中に潜む違和感をすくい上げて笑いに昇華させた、どこかおかしな夜の話。視点の置き方、言葉選びのセンスがちょっとすごすぎた。ご飯をガツガツ食べるコントがどうしてこんなに…と困惑するほど面白かった。
アニメ『オッドタクシー』
何もやる気のしない休日に部屋を暗くして一気に見た。はじめの方こそぼーっと見ていたが、回を重ねるごとに深まる謎にこれはとんでもないアニメだぞ…とグイグイ引き込まれていった。自分が最後にアニメを完走できたのは『魔法少女まどか☆マギカ』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』あたりだと記憶しているので、実に10年振りにしっかりアニメを見たことになる。そう考えると私はかなりアニメに疎い。オッドタクシーが素晴らしく面白かったので、いろんな人が面白いと言っているアニメはもっと積極的に見ていきたい。
読んだ本とか
『生活記録』 / 三輪亮介
既刊2作を1冊にまとめた日記集。三好愛さんデザインの表紙、手に持ったときの手触りや重みが心地よい。収録された日記は『やがてぬるい季節は』『日々はすべて穏やかな一日に』、そしてミワさんのブログ『記録』で少なくとも二度は読んだことがあるはずなのに、はじめて読むような気がする日の記録があったり、その反対に何度も読んでいて印象に残っている日の記録があったりする。私はコンビニで油とガムテープを買おうとして買わなかった日の記録がすごく好きです。
本の読み進め方としては少し無粋かもしれないと思いながら、一番最初にあとがきを読んだ。本編を読み終えてからもまたあとがきを読んだ。その中で紹介されていた本も図書館で借りて読んだ。どうも私は最近、ブログで自分の内面を深く掘り下げることに少し臆病になっているところがあるのだけれど、そういうやるせなさを「私は全然かわいそうじゃないのだ」と力強く払拭してくれる文章だった。ミワさんがこのことを誰でもオープンに読めるブログではなく、本を手にとった人だけが読めるあとがきに書いたことに意図があるようにも感じたし、なかったとしても私と同じように励まされた人がたくさんいると思う。
聞いてた音楽とか
『えっちなこと』木下百花
タイトルこそ刺激が強いけど、Shiggy Jr.やSHE IS SUMMERを彷彿とさせるポップで爽やかな夏のキラーチューン。首のタトゥーをリボンで隠してキュートに仕上げるギャップ、あとシンプルに曲が良い。木下百花さんがみるきー推しを公言している理由が少しわかったような気がする一曲。
『山芍薬』鈴木真海子
1stアルバム『ms』、収録された9曲全部いい曲!レイチェルがおやすみしてる間にまみこちゃんがソロで精力的に活動して、二人が合流したときにどんなエネルギーが爆発するのか今からすごくすごく楽しみです。先日発表された秋のワンマンライブのタイトルが「大きい音ライブ」、ここで「復活祭」じゃないのがchelmicoだな〜と思って嬉しくなった。めっちゃ行きたいけどまだ行けないかな〜と思ってチケット買えてないのですが…
8月は調子がイマイチだったな〜と思ったら一度も川へ行っていなかった。川へ行くのも結構気力がいるのです。小噺的なネタや近況報告は友達とのボイスメッセージで全部喋ってしまっているので書くことがない(知人友人で聞いてみたいという奇特な方がいたら直接ご一報ください)。私にとっては文章でも音声でも、何かしらの形でアウトプットすることが息抜きになっているのだと思う。9月は夏休みと振休がとれそうなのでレンタカー借りてキャンプに行きたいな〜あとはゆっくり休みたい。