G線上のあなたと私
出演:波瑠、中川大志、松下由樹、桜井ユキ、鈴木伸之、滝沢カレン
原作:いくえみ綾
小暮也映子(波瑠)は寿退社間近に婚約者から婚約破棄を告げられる。放心状態でフラフラと立ち寄ったショッピングモールで「G線上のアリア」の生演奏を耳にしたのをきっかけに、大人のバイオリン教室に通い始める。
教室で同じクラスになったのはイマドキの大学生・加瀬理人(中川大志)と主婦の北河幸恵(松下由樹)。人間関係もバイオリンも一筋縄ではいかない3人を取り巻く人間模様と、それぞれの想いが交錯していく… (公式HPより)
今季No.1ドラマ!世代も性別もバックボーンも異なる3人が繰り広げる会話劇。このテンポ感が素晴らしい。幸恵さんのオバさん的なノリに也映子が便乗して悪ノリする掛け合いも、理人がたまにタメ口になるところもたまらない。
本日も公式の #G線上のお気に入りシーン を😚
— 【公式】10月22日第2話放送!火曜ドラマ「G線上のあなたと私」@TBS (@gsenjou_tbs2019) 2019年10月20日
音楽教室での3人😇#わかってるならやれよ😑#ちょっと上手いからって#ちょっと10代だからって#ねえええええええ
全編を見たい方は、
ぜひ#TVer か #paravi で💛#G線上のあなたと私 #波瑠 #中川大志 #松下由樹 https://t.co/J00848R2qb pic.twitter.com/vQMnLnyQSY
也映子がバイオリンをはじめたきっかけ、発表会にこだわる理由についての台詞
溺れそうな私たちが息をするために闇雲に掴んだものがバイオリンだったんだから仕方ない
これにすがって、進むしかないんだ(第1話)
今、この発表会っていう目標がないと私、明日からどう息をすれば良いかわからないくらい、私にはもう何もない(第1話)
この2つが特に刺さった。バイオリンと発表会をボクシングとプロテストに置き換えたら私と全く一緒じゃん!って思って、今まで言語化できなかった部分を端的に言い当てられたような気がした。アラサーにもなってバイオリンを始めた娘に父親が「何になるつもりなんだか…」って呆れるシーンとか既視感ありまくりでした。
一見ケロッとしている也映子が実は運命や奇跡を信じるヒロイン体質だったり、やたら「好き」って感情にこだわる理人が也映子の本気を冷笑したり、キャラ設定が一面的じゃないところがこのドラマのポイントなんじゃないかなと思っていて、人間は一筋縄でいかないからこそ面白い。ほんわかしている幸恵さんが第1話で姑にチクリと反撃するシーンも良かったです。桜井ユキさん演じる真於の過去にもガッツリ迫っていくらしくそこも楽しみ。
やっぱり私は主人公が強く明るく前に進んでいくドラマが好きです。
で、結局しんどいけど、自分動かせるのは自分しかいないんだなって
人間やっぱり、止まってたらダメなんですよ
(第2話)
それにしても『凪のお暇』でもそうだったけど、職を失ったOLはあんなにもわかりやすくダサいTシャツを着るものなのか。
まだ結婚できない男
桑野信介(阿部寛)は腕のいい建築士。ルックスもさることながら収入も人並み以上だが、「メリットがない」という考えから結婚の経験はなく、さらに、偏屈で皮肉屋、プライドが高くこだわりも強いので、恋人を作ることもなく、気楽なシングルライフを送っていた。
そんなある日、日課のエゴサーチで、桑野を非難している“やっくんのブログ”の検索ランキングの順位が上がっていることに気がつき、桑野は怒りをあらわにしていた。近所でたまたま事務所を構えていた弁護士の吉山まどか(吉田羊)に相談するが… (公式HPより)
いや~おもしろ~~~。『結婚できない男』を見てなかったので、前作から見てた人は小ネタや変わったこと・変わらないことの比較を楽しめてもっと面白いだろうな。「50代独身」を悲壮感たっぷりに描くでもなく、かといってコケにして嘲笑うこともなく、ちょうどいい温度感の中にたっぷりのユーモアが詰め込まれているので安心感がある。深川麻衣さんが意図的に「テレビ向け」の演技をしている気がして、ん〜映画ではもっと良い演技してるのにテレビの演技しか知らない視聴者にどう見られるんだろう…と勝手にハラハラしている。
同期のサクラ
出演:高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼、岡山天音、椎名桔平、相武紗季
病院のベッドに横たわり、意識の戻らないまま人工呼吸器につながれた女性・北野桜(高畑充希)。知らせを受け彼女の元に駆けつけたのは、携帯にたった4人だけ連絡先が登録されていた会社の同期、百合(橋本愛)、葵(新田真剣佑)、菊夫(竜星涼)、蓮太郎(岡山天音)だった。
その10年前の2009年、春―。大手ゼネコン・花村建設の新入社員となったサクラは入社式に急いでいた。 (公式HPより)
10年前から振り返って第1話で社会人1年目、第2話で2年目を描くという1話1年のストーリー。主人公のサクラは「忖度しない変わり者のヒロイン」ということで、ドラマとしては割と王道な感じではあるけれど、10年後が気になるので視聴継続です。役者陣がとてつもなく豪華だけれどこのメンツの中に岡山天音くんを、しかもメイン級で据えているのが良いですね。予告で橋本愛さんがブチギレてた第3話が楽しみ。ところで同期のことを下の名前で呼ぶのって個人的にはちょっと違和感ある。
俺の話は長い
脚本:金子茂樹(「世界一難しい恋」「もみ消して冬」)
岸辺満(生田斗真)は、喫茶店を営む母、房枝(原田美枝子)に寄生しながら暮らすニート。ある晩、姉の秋葉綾子(小池栄子)が夫の光司(安田顕)とすき焼き用の牛肉を携えて岸辺家にやってくる。
今回の訪問の目的は、マイホームの建て替え完成までの3か月間、娘の春海(清原果耶)も加えた家族3人がここで同居する許可を取り付けるためのものだった。
第1話の生田斗真がとにかくクドくて、話が長い屁理屈ニートのキャラだから仕方ないとはいえ、う~わ予想以上にこれは…という具合だったのだけど、 第2話からはそんなにストレスなく見れました。1話30分の構成もスキマ時間にサクッと見れて良い。小池栄子と安田顕の安定感、急成長中の清原果耶さんの自然な演技。
第1話では鈴木亜美が劇中ラジオで第2子妊娠を発表し話題となったが、第2話の「29歳とされていた年齢が実は33だった」「バラエティー番組などで自虐キャラで大ブレイク」って一体誰のことなんだ。
以下の引用は失恋して海を見に行った二人のグッときた台詞
どうして人生の大事なことに限って誰も教えてくれないんだろう
たいていのことは傷ついて覚えるしかないんだよ
ひとりキャンプで食って寝る
約25年ぶりにブームが到来していると言われるキャンプ。その中でも特に注目されているのがひとりキャンプ、通称:ソロキャン。そんなひとりならではのキャンプと、キャンプの醍醐味でもある“食事”をテーマに、男女それぞれが気の赴くまま独自のキャンプを満喫する物語。
キャンプが舞台、という以外全く別物な今までにない隔週変化型ドラマ。 奇数話は三浦貴大×横浜聡子監督、偶数話を夏帆×冨永昌敬監督が担当し、主役、監督が隔週で交代する。
影響受けやすい性格だからひとりキャンプ行きたくなっちゃった。 少し肌寒い森の中で静かにゆっくり流れる時間。ビール飲んでナッツつまんでハンモックに揺られてうたた寝…最高ですね。奇数回の第1話は三浦貴大さんのターン。ライターが切れて火を貰いにいくところからストーリーは展開されていく。木の上から突如ドサッと落ちてきた渋川清彦からは明らかに怪しい雰囲気が漂っており、視聴者は「この人、実はこのテントの持ち主じゃなくて空き巣なのでは」と疑ってかかる。ほら、だって、挙動が不審だし、言葉数も少ないし。ところが結局この男はこのテントの持ち主で、ライターの代わりに火打石を貸してくれる。このドラマでは事件が何も起こらない。そこが良い。
夏帆回は全く違う世界線でのストーリーになるそうで、次回は海キャンプ!絶対楽しい。
モトカレマニア
出演:新木優子、高良健吾、浜野謙太、田中みな実、山口紗弥加、よしこ(ガンバレルーヤ)
脚本:坪田文(「コウノドリ」「HUGっと!プリキュア」)
原作:瀧波ユカリ
元カレを忘れられない“モトカレマニア”の主人公・難波ユリカ(新木優子)は、元カレの“マコチ”こと斉藤真(高良健吾)を好きすぎるあまり、モトカレマニアとして生きることを幸せだと思い込んでいる。
だが、ユリカの美しい思い出に浸る時間を破壊する出来事が起きる。それは、ユリカのキラキラした幸せの象徴であるモトカレ・マコチとの再会だった。ユリカが就職した不動産会社の同僚として再び出会うことになるマコチ。モトカレとの再会は運命か!?それとも……。
過剰な演出がちょっと苦手かも。「新木優子と高良健吾の顔面を拝むためのドラマだから内容はどうでも良い」 みたいな感想をTwitterで見たけど、それで良いのか。今後も継続して視聴するかは微妙です。新木優子と浜野謙太が蒲田で餃子を食べるシーンとかすごく良い感じなのに、高良健吾が出てくると途端に新木優子がドタバタしだすから辛い。
以下走り書き
グランメゾン東京
久々にキムタクがキムタクの本領を発揮してるドラマを見た気がする。最近はこういういかにもキムタクな演技を全面に出した作品がなかったように思うので。キムタクドラマのキムタク度判定は主人公が「ちょ待てよ」を言いそうかどうかにあるんだけれど、この主人公・尾花夏樹はかなり「ちょ待てよ」を言いそうな雰囲気がある。実際に言うかどうかは問題ではない。言いそうかどうか。そこが重要なのだ。
4分間のマリーゴールド
「手に触れるだけでその人の死の運命が見える救急救命士」を福士蒼汰、「ノースリーブ・ショートパンツとやたら露出度高い服装で家の中をうろつく義姉」を菜々緒が演じる。さらに兄が桐谷健太、弟は横浜流星と来たものだから、この4兄弟だいぶ強い。菜々緒の悪女が好きなので、ナチュラルな菜々緒の演技に物足りなさを感じてしまう。
ニッポンノワール
主人公の記憶喪失設定だったり、警察の会議中に乱闘が起きたり、いろいろとついていけない部分が多い。第1話で子役の子が拳銃バーン撃って微動だにしなかったところが面白かった。
今季はざっとこんな感じです。楽しみなドラマが多い。朝ドラ「スカーレット」はそろそろ録画が溜まってきてるけど、今から遡ってでも見た方良いのでしょうか。