ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

2021年11月のこと

11月は予告どおりスペシャルハッピーな1ヶ月だった。プライベートが充実した反面、仕事は久しぶりにがっつりフル出勤でのデスクワークで、1週間がとにかく長かった。前までそれが当たり前だったのに、出張に慣れてしまってからは椅子に座ってひたすらキーボードを叩く仕事が退屈に感じるようになってしまった。眠気とストレスが半端ない。こういうとき煙草休憩でも挟めたら良い気分転換になるんだろうけど、非喫煙者はどうしたら良いのだろう。うちらだってアイス休憩とかしたいよね。

 

友人代表スピーチ

只今ご紹介にあずかりました新婦の友人です。このたびはご結婚おめでとうございます。両家のご家族やご親族の皆さまにも心よりお喜び申し上げます。

新婦とは大学の学科と部活が一緒でしたので、ここでは語り尽くせないほどたくさんの思い出があります。中でも部活帰りにみんなで行ったくら寿司で、新婦がウニだけを8皿食べてフィニッシュとしていたことがとても印象に残っています。決してウケ狙いではなく、私がウニだけ?と指摘しなければ何事もなかったかのようにお会計を済ませていたであろうその堂々とした態度には、新婦の「好きなものは好き、それ以外には興味がない」という精神がはっきりと表れており、尊敬の念すら覚えたものでした。ここからはそんな新婦に敬意を表して、ウニさんと呼ばせていただきます。

ウニさんとの思い出を語るうえで忘れてはならないのが、4年間一緒に過ごしたクリスマスのことです。大学1年の頃はあまり仲良くもない友達も含めて6〜7人の子がうちに集まりクリスマス会をしましたが、その後彼氏ができたとか家族と過ごすとか様々な理由で参加人数が減っていき、とうとう大学4年のクリスマスはウニさんと私の二人だけになりましたね。クリスマスを祝うわけでも呪うわけでもなく、マクドナルドのハンバーガーと近所のスーパーで買ったチキンと缶チューハイで乾杯し、64でマリカースマブラと007を飽きるまでやって、眠くなった途端急に寝るというクリスマスでしたが、あれはめちゃくちゃ楽しかったよね。途中いきなりウニさんが浜崎あゆみの『M』を大熱唱したり、クソつまんない海外ドラマのDVDを見たりしたのも、今となっては良い思い出です。

ウニさんも私もマメなタイプではないので、最後に会ったのは3年前の旧姓山田の結婚式で、それ以来連絡もとっていませんでしたね。確かあの日、披露宴の食事の最中にウニさんから「彼氏ができた」と報告を受け、どんな人?と聞くと、「ウチのことがめっちゃ好き」という答えが返ってきたので、それは最高だ!とゲラゲラ笑ったものでした。そのときお付き合いされていた方が今の新郎ということで、私はプロローグとハッピーエンドだけを知る見届け人のような気持ちでおりますが、お二人の未来がこれからも末永く幸せに続いていくことをお祈りして、はなむけの言葉とさせていただきます。

 

以上が読まれることのなかった友人代表スピーチ全文になります。職場内結婚ということで、スピーチは会社の偉い人や上司が新郎新婦が開発した商品を紹介したり、普段の二人の業務に対する姿勢を絶賛するというもので、正直あれはちょっと良いなあと思ってしまった。職場での自分の働きっぷりを家族や友達の前で褒めてもらえる機会なんて、多分死ぬまでないと思うから、お金払ってでもやってみたい。っていうは普通に嘘で、恥ずかしくて無理だろうな〜という、架空の儀式の妄想が今はじまって今終わった、この一瞬を見逃すなという話です。

この時期に式を開くのは逡巡の末の決断だったと思うけど、それでも招待してくれて参加できたことが本当に嬉しかった。もともと美しい友人が結婚式当日は一際輝いて本当に綺麗だった。なんかもう発光してた。チャペルの扉が開いた瞬間、隣にいた旧姓山田が号泣してて、早ぇ〜よと思ってめっちゃ笑った。今回は事情があって来れなかった友達もいて、次またみんなで会えるのはいつになるかはわからないけれど、いろいろ落ち着いたらさくっとロシアとか行きたいね。

 

式が大阪だったので前日入りして万博記念公園に行ってきた。

国立民族学博物館 中央パティオ『未来の遺跡』

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中庭には入ることができないんだけどダンジョンみたいでやばいな。好き過ぎる。

この博物館自体が一冊の百科事典みたいでめちゃくちゃ面白かった。時間が足りなかったのでまた行きたい。

 

太陽の塔 内部
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塔の内部を貫く『生命の樹』(1Fのみ撮影可能)

生命の進化を辿りながら螺旋階段を登っていくと、天まで突き抜けるように先端が伸びていて、エネルギー!という感じで目眩がした。マジで太陽の塔すごい。ネタバレになるから書かないけど、右腕がめっちゃロマンだった。大阪万博20世紀少年の刷り込みもあってカルト的な熱狂を感じる。それに比べて東京オリンピック2020は…と残念な気持ちにもなった。

 

ミッドセンチュリーの家具とか建築が好きな人はEXPO'70パビリオンもおすすめです。

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館内で万博グッズコレクターの方がデッドストックのレアなグッズを売っていた

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信楽焼の太陽の顔800円

 

SNSで話題になった太陽の塔の赤ちゃん(公式グッズ)

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谷口カレー
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めちゃくちゃ美味かったし、川沿いで緑もあって良い立地

 

イルミネーションはこう撮るとそれっぽくなることを私は知っている

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題「なんば、哀愁」
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玉出の公式Twitter、かなり攻めてて面白かった
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朝の新世界
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室外機がたまらなく好きなのです…
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11月はしれっとキャンプにも行きました。
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丸森町のキャンプ場で地ビールを飲みながら焚き火

 

朝はナ〜ン♪ ナンナナ〜ン♪
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皿からはみ出て折れました。火加減むずい。

 

それから東京・神奈川から友達が遊びに来てくれました。約2年振りで感動の再会となるかと思いきや、早速マッチングアプリの待ち合わせに間違われたとか、服装がド派手だとか、そんな話をしながらぬるっと旅はスタートしたのでした。

レンタカーを運転して定義山で名物の三角油揚げ

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十字キー

 

ドライブの途中長い滑り台があったので車を駐めてみんなで滑った。こういうとき自由にプラン組めるの嬉しいね。

お宿がまたレトロで良かったよね〜

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ゲームコーナーのエアホッケーが予想外に白熱したバトルになった。10年振りくらいにプリクラ撮って、なんかわかんないけどスピードが早くて目が異様にデカくてひたすら笑ってた。ズッ友で初プリ。

温泉入ってバイキング満喫して部屋で深夜まで酒飲んで本当〜に楽しい2日間だった。

 

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自分の子供が回転寿司でこの食べ方してたら絶対注意するよねって友達に言ったら、「大人で良かったね」と言ってくれました。本当に、大人って最高。

 

読んでた漫画とか

ベルリンうわの空 ランゲシュランゲ / 香山 哲

冒頭からエンドロールが流れ続けているようなおごそかな雰囲気が漂う三部作最終巻。漫画が完結しても作者の生活は変わらず続いていくんだな…というのを感じてとても良い終わり方だった。自分の中で、これから歳をとって全てに飽きたとき、どこかへ移住するという選択肢は残しておきたいなと思う。

 

違国日記(8) / ヤマシタトモコ

 

スキップとローファー(6) / 高松 美咲

違国日記もスキップとローファーも、主人公の青春にキュンキュンするというより、叔母の立ち位置が絶妙だな〜と思いながら読んでいる。特にスキップとローファー6巻はナオちゃんの気持ちが痛いほどわかって今すぐにでも飲みに行きたい気分になった。自分より一回り以上下の子の純粋な気持ちに触れて、若いな〜とかキラキラしてんな〜とか、その感覚はもちろんあるんだけど、それを微笑ましく全部包み込めるほど大人になりきれていない自分がいて…という、その狭間で揺れる感情を丁寧に描いてくださってありがとうございますの気持ちです。

 

聞いてた音楽とか

 

KILLING PART / INI

Written by Kai Takahashiか?ってくらいお洒落なchillミュージック。サビで「好き好き〜」って歌ってるのかと思って可愛い〜ってなったけど「好き過ぎて」でした。偶然にも同プレイリスト宇多田ヒカル『君に夢中』の中にも「好き過ぎてどうにかなる」という歌詞が入っている。私は好き好きソングが大好き。

 

 

12月はM-1がめっちゃ楽しみ。今年は真空ジェシカと錦鯉とランジャタイを応援しています。オズワルドはプロレスで悪いやつを演じてるって頭では理解してるんだけど、だんだん本当に悪いやつらに見えてきてしまって良くないですね。いざネタ見たら絶対笑うんだけど。敗者復活も金属バットに見取り図にニューヨークもいるし、大注目のヨネダ2000はM-1ではじめて知ったけどめちゃくちゃ好き。単独の配信も見て、なんだか2010年代のバンドシーンを思い出すというか、嘘つきバービーとかワッツーシゾンビとか踊ってばかりの国とかあの辺の音楽性と共通するリビドーを感じる。そんなこんなで12月は11月にチャージしたエネルギーがあるから走り抜けれそうな気がする。おわり