読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

DOCUMENTARY of AKB48はやっぱり戦争映画だった

試練に立ち向かうアイドルたちはいつだって最高に美しいし、最高にかっこいい…!!!!

 

 

AKBのドキュメンタリー映画を横浜ブルク13で観てきました。

※上映後にメンバー(大家・阿部マ・島田・宮崎・チーム8メン)による舞台挨拶あり

 

 

今回で4作目となるAKBのドキュメンタリー、全部観てきましたが今回が一番すごかった!(「すごかった」以外の言葉が見つからない語彙力…)

AKBのドキュメンタリーについて、RHYMESTER宇多丸さんが「これは戦争映画だ」と語っていましたが、ほんとその通りだと思いました。華やかなステージの舞台裏はまさに戦場。ハンカチ持ってて良かった~~ってくらいボロボロ泣いてしまったし、鳥肌たつシーンが何度もあった。

 

今作はここ一年半の活動を2時間にぎゅっと濃縮したもので、情報量としては過去最多…!観る側もその情報量の多さに「はぁ~~~…濃い……」と精神をすり減らされてしまうほどなのですが、構成の柱は、

大島優子の卒業、②大組閣、③握手会事件、④総選挙の4本かと思います。で、超ざっくりした所見としては「やっぱ大島優子さんすごい!」「たかみなすごい!」ってのがとても大きくて、トップを走り続ける大島さんと、総監督として舞台裏でいつもメンバーを支え、指揮する高橋みなみさん、この二人の生き様…最強にかっこいい…。

でもそこだけにスポットを当てるのではなく、超選抜から中堅、次世代、新世代、ドラフト生…と幅広く焦点を合わせているところがこの映画の面白いところだと思ったので、そのへんも含めて感想を書きたいと思います。

 

 

印象に残ったシーンは挙げだしたらキリがないほどいっぱいあるのだけれど、やっぱり指原が好きなので指原の印象的だったシーンについて

 

リクアワの雛壇で盛り上げ役を頑張った某若手メンバーが廊下にいるところを通りかかった指原が「がんばってたね」って声をかけて去っていくのですが、その某メンが「今回の目標が雛壇で頑張って、指原さんに褒めてもらうことだったから…」と言って号泣してしまうシーン。指原本人はさらっとした調子で伝えた「良かったよ」の一言が、後輩にとっては号泣するくらい嬉しいことなんだな…って、このシーンが本当に印象的で、なんでかというと高校時代の部活と重なったからな気がします。超憧れてて超尊敬してる先輩に頑張ってるねって言ってもらえたときの嬉しさだったり、どんなに頑張っても先輩の壁を越えられる気がしない歯がゆさとか。

女子校出身者がAKBグループにハマるパターンって意外と多い気がしているのだけど、その理由を紐解くヒントがこのワンシーンにはあって、それが何かはよくわからないけど、そう、きっとこういうことなんだよ…!って、思いました。(?)

それと、昔はヘタレキャラだった指原がどんどん後輩に影響力のある人になって…というサクセスストーリーにも心打たれるものがありました。そしてどんなにスターになっても周りをよく見る視点は変わらない指原がやっぱり好きだと思いました。

 

先輩としての指原がわかるのが上記のシーンだとしたら、後輩としての指原が描かれているシーンもあって

総選挙前に「まゆゆに絶対負けたくないと思いますか?」と聞かれて「AKBの先輩ですし、アイドルとして尊敬しているからそういう風には思わない」と答える指原。そうだ…!この、指原中間管理職感!!!高まりました。

それから卒コンで優子さんのもとにメンバー全員がずらぁーっと並んで握手していくのですが、そこでの指原の表情…!無音のシーンなんだけど、すっげぇ“指原っぽい顔”をしてるんですよね。ほんと、指原だなぁ~~って顔。すごくいい顔でした。

先輩を重んじ後輩を育てる…サラリーマンの鑑…!私は指原のそういうとこが!!好きだ!!!

 

 

あとは新規加入してきたドラフト生に、先輩である15期生がAKBのルール(バスは先輩が降りてから降りる・一人席は先輩優先…等)を教えるシーン。

AKBはひとつの社会であると感じました。この社会性?上下関係?もまたAKBを追う楽しさのひとつだよなあ。と思います。先輩がメイクを教えるシーンもすごく可愛い

 

あとよかったのは国立1日目のUZA!ものすごく美しい!!!!!ワイヤーで吊られた立方体に座りくるくる回る麻友さんと横山さんの表情よ!!!そして市川美織さん。壮絶過ぎる2時間に組み込まれた安らぎのひととき!横栄のもとにふっと現れる山本彩さんのシーンも笑いました。

 

意外だったのが大島さんの卒業発表を受けてから梅田さんがずっとどうしよどうしよって言ってたこと。他に2期で残る小林香菜さんは「頑張るしかないよ」って落ち着いているのに対して、梅田さんはかなり動揺していたように見えました。でもその場面を見たからこそ、梅田さんが「NMBに骨を埋める覚悟」を決めるまでの経緯がクリアになって鳥肌たった。ほんの一瞬の場面だけど、この貴重なシーンをカットせず入れてくれた監督に感謝です…!抜け殻状態になる隙もなく新天地へ…若い子に負けじと輝く梅田さんの移籍は、今回の組閣でも数少ない成功例だと思います。

 組閣でいうと佐藤すみれさん岩田華怜さんのやり取り、「入った時期が違うだけ。あなたにはドラフト生と同じだけ未来がある」と諭す佐藤すみれさんが印象的でした。

 

 

握手会の事件についてはいろいろな解釈があるだろうからとても取り上げにくい話題であると思うけれど、スルーせず淡々と切り取っていた印象。そこに監督のメッセージが強く表れることはなかったけど、それが一番ベストな示し方だったんだと思う。この場面の他にもあったけど、無音の演出が効果的でした。

 

まとまらないけどまとめると、第2弾・第3弾も私の好きな映画トップ5に入る傑作でしたが、今作はそれをさらに抜いて素晴らしかったです。ただ、説明が多くはないのでAKBに詳しくない人から見たらどんな映画なんだろうというところは気になります。まとめに入ったけど「やっぱあのシーンも」「あのメンバーのこのシーンも…」と、書きたいことが次々溢れてくるからこのへんでやめておくことにします。