もっちゅりん食べたいと思わない。なぜならミスドで一番おいしいのはオールドファッションだから。
友達から「3年付き合った彼氏にフラれたぜ!!」とメッセージが届いたのはド平日の13時。取り急ぎ「なんなんだ」「あなたは最高の人間です」「電話でよければ話聞くので」という旨の返信を送り、帰宅してから詳細を聞く。はじめこそ「うんうん、それは彼氏さんが悪いね」のモードで聞いていたが、途中からは全然関係のない話に脱線し、気付けば3時間超えの長電話。CASIOから出た『モフリン』というAIペット飼ってショート動画でバズろうぜ「私は3年付き合った彼氏にフラれた36歳女!モフリンとの共同生活98日目!」とか言って、しょうもない話を延々としていました。モフリンの価格を調べると59,400円で、マユリカ中谷が最近購入したというラボット(577,500円〜)と比べたら全然買えない値段でもなかった。ちなみに冒頭のもっちゅりんはモフリンから派生した話題です。
友達は彼氏と別れてから既にマッチングアプリで3人の男性とデートしたらしい。猛スピードで人生を駆け抜けている。失恋であいた穴を埋めるのは、遠くの友達より全然知らん近くの男になってしまうのか…そりゃそうなのかもしれない。けど、悔しいな。
「ChatGPTに事のあらましを話して全肯定してもらったけど、血迷って「今までのやりとりを総評して厳しめの意見を言ってほしい」とお願いしたところ長文で辛辣な分析が送られてきてメンタルぐちゃぐちゃになった」とか「Tinder出禁になってるから海外の電話番号を月1,500円で買って再登録したけど0Likeで泣く→知人の電話番号を借りて登録したらちゃんとLike来て自信を取り戻した」とか、正直エピソードが面白すぎるんだよな。『恋とか夢とかてんてんてん』を読むといつもこの友達のことを思い出す。フる側よりフラれる側の方が何倍もドラマがあると思う。はちゃめちゃで最高に面白い人生を、精一杯生き抜こうね。
6月某日。晴れ。
好きな喫茶室が4周年を迎えられたので、昼休みに職場を抜けて花屋へ行った。大体の予算とイメージを伝え、あとは花屋さんにおまかせで見繕ってもらう。緑と白を基調としたシンプルな花束。それと自分用に小さな花束を。じんわり汗ばむ程度の暑さを言い訳に、戻る途中でソフトクリームを買った。花束を抱えながらソフトクリームを頬張る。今日ぐらい浮かれたってええでしょう。
最近は地味に残業が続いていたが、今日は絶対定時で帰る!と決めていた。さっさと上がって、喫茶室の4周年記念スペシャルプリンアラモード(数量限定)を食べるのだ。しれっと仕事を切り上げ帰ろうとしたら後輩に呼び止められ、一緒にあれこれしているうちに時間が過ぎてしまう。痛恨のタイムロス。ええですよ。
喫茶室をのぞくと、いつも以上にお客さんの靴が並んでいるのが見えた。花束だけ渡して帰ろうかな〜と思いつつ、ダメ元でのれんをくぐると、1席だけ空いてそうとのことで2階に上げてもらう。「後回しになるから遅くなっちゃうかもだけど…」「ああもう全然」
小上がりで選んだ漫画『ハッピーバースデー』(ymz)を読みながら過ごす。プリンアラモードを頼むと、さっき出たのが最後の一皿だったとのことでもう終了していた。無念。かわりにクラシックプリンを注文する。

パイナップルといちごとアメリカンチェリーをおまけしてくれた。嬉しい〜今日誕生日なんですよ。

スーパーで買い物をして家に帰るとポストにヤマトの不在票が入っていた。湘南に住む友達からのお届け物だ!再配達の手続きをしてお礼のLINEを送る。お祝いのメッセージと共に、今年生まれた友達の赤ちゃんの動画が送られてきた。画面の中で小さな命がぱたぱたと躍動している。かいらしねぇ〜。友達が赤ちゃんのLINEスタンプを作っていたので即購入。即スタンプで返したら「買うと思った」と言われた。読まれている。
半額のパック寿司と缶ビールをあける。36歳になりました。36歳て。怖いもんなしじゃんね。あるか。
インターホンが鳴り、ゆうパックで広島に住む友達からの贈り物が届いた。いつも本当にありがとね。友達の子供らはさらに大きくなっていた。驚愕の成長率。
他にも家族や友達からギフトやメッセージをいただき、愛。私がこうしてなんとか自分を保っていられるのは皆さんのおかげです…というのを毎年噛みしめる誕生日。


数年前のブログに私は、「楽しそうにしてたらそのうち良いことあるって信じたい」と書いていた。ここ数年でZINEをつくったり文学フリマに出たりインターネットの友達に出会えたりしたことは、私にとって「良いこと」のひとつ。ブログを書き続けていたことで少しずついろんなことが実を結びはじめている。
誕生日を迎えるにあたっては、ぺえさんの誕生日ツイートがすごく印象に残っていて、その心境に近い。
見栄を張らずに自己評価は低めに設定して
自分がやれる範囲で
最後までやり切れるペースで
何事もゆっくりと情熱だけは忘れずに生きて
いきたい
焦らない
でも諦めない
どんな人生になっても
それが自分の最高で最悪なドラマだと思って
高望みせずに33歳を過ごしたい
みんなが思い描くような幸せが訪れなくても
それでいい
何も上手くいかない自分を
愛らしく可愛がれたらそれでいい
6月初旬。母と兄が北海道に遊びに来た。今回は帯広に2泊。
1日目は然別湖やタウシュベツ川橋梁、ナイタイ高原牧場、真鍋庭園などを巡り、インディアンのカレー、いっぴんの豚丼、六花亭本店限定サクサクパイなどのグルメを堪能した。

特に面白かったのが帯広ばんえい競馬。
体重800から1200kg前後にもなる大きな馬が全長200mに2つの山の障害のあるセパレートコースを鉄製のそりに重りと騎手を乗せて走る障害競走。
(出典:JRA)
途中完全に静止する馬がいるなど、非常にのんびりとしたレースだった。観客は柵越しに馬のすぐそばを並走…というかほぼ一緒に歩いて応援する。
兄に教えてもらいながら馬券を買った。どの馬が強いのか全く読めないのでオッズと名前の響きで選んだ。2レース見てどちらも負けたけど、すごく楽しめたので十分元が取れた。

2日目は紫竹ガーデンを訪れた。
オーナーの紫竹昭葉さんは夫を亡くしてからしばらく悲しみに暮れていたが、63歳の頃から「もう一度自分らしい生き方を探そう」と決意し、牧草地を購入、ガーデン作りをはじめたそうだ。

無農薬、無肥料、無散水で植物を育てている。水をあげないってすごい。
ひととおりガーデンを散策し、売店でお土産を見ていると、落とし物の園内アナウンスが流れてきた。母と兄から「落とし物だって、何か忘れてないよね?」と言われ、一応カバンの中身を探る。……カメラがない。父が生前、現場で使っていたフィルムカメラ。リチウム電池を入れ替えたら動いたので私が譲り受けたのだった。さっきまでバシバシ写真を撮っていたはずのそのカメラが、ない。受付に申し出ると「これですか?」と見せられたのは何かの会員カードだった。違います、すみません。急いで来た道を戻る。

よかった〜〜〜あったよお父さん。こんなところにぽつんと。以後なくさないよう気をつけます。


6月中旬。シネマフロンティア札幌で映画を見たあと、私設図書館 祝日へ。前からずっと行ってみたいな〜と思っていたのだが、オーナーの佐々木夕方さん(id:shindoi1)が先月の文学フリマ東京に来てくれて少しお話しできたので、翌月すぐ予約を取った。こういうのは即行動した方が良い。
私設図書館 祝日は札幌の西の方のマンションの一室にあって、壁一面の本棚にさまざまなジャンルの本が並んでいる。(拙著も置いていただいている。ありがたい)外を歩いて来たのであちぃ〜と暑がっていたら冷蔵庫から「お好きなのをどうぞ」と冷えた飲み物を出していただいた。これをすべて無償で提供しているの、意味がわからない。理屈やお金じゃないところでやっている。本当にすごいことです。
日当たりの良い椅子に腰掛けて、SNSで見かけて気になっていた『大判都市詳細地図2021 中村市(北部)』を広げて読んだ。といっても地図見たり、しゃべったり、お菓子食べたり、また地図見たり…という感じでちゃんと「読書」はしていない。
少ししてふたさん(id:marerei)がふらっと現れた。来て早々、差し入れに剥き出しの折り紙を束で渡していて笑う。どういうこと。佐々木さんも佐々木さんで銀色の折り紙にテンション上がってて可笑しかった。それだけで、ああ、二人はいい友達なんだなあ…と思って勝手にグッときてしまった。
私が予約の時間に遅刻してしまったのもあるが、あっという間に時間が過ぎた。涼しくなった頃また来ます。退室するときふたさんがのれんを全身で引っ掛けていて、あとに続いた私にも全身に降り掛かってきた。長過ぎるのれんをくぐる体験、イソギンチャクの中を泳いでるみたいで新鮮だった。
私設図書館 祝日 HP https://shukujitsu.my.canva.site/
祝日からの帰り道、路上に粒ガムが散乱していた。おそらく誰かがガムをボトルごと落として、あまりの量に拾うのを諦めたのだろう。光を受けたガムはキラキラと輝いていた。シャッターチャンスです。カメラ越しに見るガムはそんなに光ってもいなかった。数枚撮って足元を見ると、ふたさんの財布やら巾着やらが地面に直置きされていた。あああ、わかります。カバンからものを出すときに一旦地面に荷物を広げてしまうの、私もよくやるので…
路面電車に乗ってジュンク堂カフェへ。ふたさんのブログにも度々登場する「いつメン」ことパソコンかたかたおじさんと机上散乱おじさんがいた。人のオアシスを荒らしてはならない…と思い、なるべく静かにしゃべった。
「ゲムボさんはずっと堅気でやっていくんですか」
↑心に残っている言葉
忘れないために、書いている。

読んだ本とか漫画とか
『こんばんはノンバイナリーです』企画・編集:ayano
ノンバイナリーやそうかも知れない/近いアイデンティティを持つ総勢79名の声を集めた一冊。インターネットの友達が寄稿されていると知って、真っ先にそのページから読んだ。そういえば私は、その友達のことをはじめは「くん」付けで呼んでいたが、いつからか「さん」付けで呼ぶようになった。特別何かきっかけがあって変えたわけではないけれど、あえて性別が限定されるような呼び方をする必要はないかもな…という意識がどこかにあったのだと思う。もちろん元から親交があって親しみをこめて「くん」付けで呼んでいる方のことをどうこう言うつもりは全くない。相手との関係性に依るものだと思うから。
『いやはや熱海くん(4)』田沼 朝
「人間、多面的やとは言うけど」
「我々が通ってた西中には熱海先輩のファンクラブがありまして…」
「文章おもろ」
いやはや国島さん
『学び直しの高校物理 挫折者のための超入門』田口善弘
挫折者です。物理って全教科の中で一番真剣に「どういうこと?」って考えたはずなのに、結局一番理解できなかった。少しずつ、スローペースで読み進めている(まだ読み終わっていない)。
見た映画とか
『JUNK WORLD』監督:堀 貴秀

大傑作『JUNK HEAD』待望の続編。
面白かった〜〜〜!ゴニョゴニョ字幕版で鑑賞。吹き替えより絶対字幕で見るのをおすすめします。
前作よりストーリーにも時間軸にも厚みが増して、さらにスケールアップしていた。エンタメ色が強くなりポップになった印象。パステトたんきゃわ……すべてのキャラクターが愛おしいよ。
『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』監督:イ・オニ

お互いがお互いのことを大切に思って、ちゃんと怒っているところに愛を感じた。ラストのダンスシーン最高〜!
どうしてもイーブンとは言えない関係性のうえで成り立っているところはあったけど、どちらもそれぞれ生きづらい社会の中で懸命に生きているという点においては同じで、自分らしく生きることが当然のこととして肯定される世の中にしていきたいよねと思った。
「あんたらしさがなんで“弱み”なの?」
『ルノワール』監督:早川 千絵

風に膨らんだシャツ、三つ編みの稜線、客人が履いてきた靴……つい目を奪われて指でなぞるシーンが印象的だった。
父親との場面は涙なしには見れなかったが、予告編で泣き崩れていた女性が石田ひかりじゃなくてすごくほっとした。見終わって時間が経つにつれ、やっぱり良い映画だったな…という気持ちが大きくなっている。
聞いてた音楽とか
『Joy(feat.はいだしょうこ&渡邉美穂)』Joint Beauty
どういう経緯ではいだしょうこさんと渡邉美穂さんがfeat.することになったのか気になる。どんな気分のときに聞いても心にスッと染みる曲。
Joint Beautyさんのことあまり詳しく存じ上げないのだけど、藤井隆&ピーナッツくんだったり、tofubeats&FARMHOUSEだったり、かなり良いfeat.を生み出している。
『ロングロングハイウェイ』浦 小雪
夜中のサービスエリア
ふたさんに教えてもらった曲。明るさの中に力強さがあって、なぜだか涙があふれそうになる。
最後にドラッグストアのおすすめ商品紹介します。GATSBYアイスボディペーパー ソルティライチ(ツルハグループ限定)です。既に2個買いました。ペットボトルの「世界のKitchenから ソルティライチ」の香りがする。身体から清涼飲料水の匂いがするのは楽しい。
明日で12連勤が終わる。水分補給を忘れずに、良い夏を〜

