4月1日にブログを書いています。残り1時間ある4月1日のうちに更新することが目標です。
3月中旬、東京出張。業務内容は省略する。六花亭の紙袋を手に、知ってる人やお世話になった人のところに挨拶に行く。新千歳空港で買うお土産は何を買ってもだいたい美味しい。「つまらないものですが…」などと謙遜することなく、「北の銘菓をご賞味あれ」くらいの気持ちで配り歩く。会う人みんなに「元気そうだね」と言われた。おかげさまで元気です。
社会人1年目のときに配属された横浜時代の上司のところにも行く。あの頃から数えてちょうど干支が一周した。「4月からついに私も上司ですよ…」と言うと「あなたは何やってもどこに行っても大丈夫」と心強い言葉をかけてもらった。自分の仕事に対する意識の低さには劣等感があって、なんでみんなそんなにちゃんとしてるんだろう…とずっと思い続けてきたのだが、最近になってわかったのは、実はみんなそんなに全部はわかってなくて、部下ができて仕方なくちゃんとせざるを得ない状況に追い込まれているだけなのだということ。
「今日メシどうすんの」と聞かれたので「今日はオフィシャルの懇親会なんですけど、明日暇なので飲みに行きませんか」と誘ったら「おし!じゃあメンバー集めよう」ということで、各階のフロアを巡回して、当時横浜にいた人たちを中心に声をかけに行く。サクサク話が決まって嬉しい。人脈人脈〜
翌日、早めに仕事が終わったので一旦ホテルに荷物を預けに戻る。地下鉄に乗ろうとするも、混み具合に怖気づいてしまい一本見送った。自分が毎日あれに乗って通勤していたことが今では信じられない。
フロントでチェックインするときに、肩にかけていたはずのノースフェイスのミニショルダーがないことに気がついた。職場にいた先輩に連絡すると「これ?」というメッセージと共にロッカールームに置き去りにされたカバンの写真が送られてきた。それです。「飲み会に持っていきますね」「もうはじめているので早く来てください」とメッセージが連続して送られてくる。こういうとき定型文として「ゆっくりでいいから気をつけて来てね」というのはよくあるけれど、「早く来てください」ってあんまり言わないよなと思った。
居酒屋へのルートを調べると、時間も料金も電車でも自転車でもさほど変わりがなかった。その日の東京はコートがいらないくらいあたたかかったし、帰宅ラッシュの電車に乗るのが億劫だったのでdocomoのシェアバイクに乗って向かうことにした。パーカー、ジーパン、ポケットに財布と携帯を入れた女が、夜の東京を自転車で駆け抜ける。心地よい風、高層ビルの夜景…最高のサイクリングだった。
店に着くと先に飲んでいた先輩方から「遅いよ」「カバン忘れるんじゃないよ」「なんでチャリで来たんだよ」「しれっと着替えてるし」と一斉に野次が飛んできた。懐かしい洗礼。北海道の職場の飲み会は終始(微笑み)(微笑み)(微笑み)(微笑み)……という感じなんだけど、横浜時代の人たちとの飲み会は(コンプラ)(コンプラ)(コンプラ)(コンプラ)!!!という感じで、良くも悪くも当時のいろんな感情が蘇ってきた。そういやエグいことも聞いたし、エグいことも言ったし(カスのさくらんぼ)、際どいネタをブチ込むと場がウケる。マチズモの中にいる。なんつうか、ホモソ特有のノリにどっぷり浸かってしまうのは危険だなと思った。
東京では友達の赤ちゃんにも会いました。写真を見せてもらったときからペックルに似てるな〜と思っていたので、行く前にサンリオショップでペックルのぬいぐるみを買ってプレゼントした。並べて写真を撮らせてもらう。かわいいね〜。友達の赤ちゃんみんなかわいい。その後ちえちえも合流してカレーを食べて、ラジオを録音したりして羽田空港へ戻る。帰ろう、微笑みの国へ。
読んだ本とか
『ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団』とみさわ昭仁
「いちばん伝えたいところだけを残して、他はあきらめる──」
どんどん大作化、複雑化してゆく現代のゲーム制作スタイルが〝追加の美〟だとするならば、ゲームフリークの開発スタイルは〝省略の美〟を追求するものだった。
おもしれ〜!!!と思いながら読んだ。ポケットモンスターのアイディアがどのようにして生まれたか、6年に渡る制作期間、その間にも生み出され続けた数々のヒット作、ゲーム情報誌の創刊…など、ポケモン誕生に迫る一冊。めちゃくちゃ面白かった。
見た映画とか
『アノーラ』監督: ショーン・ベイカー
うるさーーーーい!!!!!!
イゴールがバットをくるくる投げながら歩くシーンが好きでした。
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』監督:ソイ・チェン
硬直ニキ強すぎィ!!!!!!悪役としてキャラクターの完成度が最高すぎる。
硬直ニキだけ義理とか人情じゃなく、ただただ悪と金が動機で暴れまわってるんだよな…Thanks, Thanks, Thanks, Thanks モニカ〜♬って、本当に、何なんだよこいつは…やりたい放題。出てくるたびに声を殺して笑ってしまった。や〜〜面白かった。元気出た!
Netflix『アドレセンス』
各エピソード全編ワンカットで撮影されたNetflixドラマ。第3話が特にすごかった。
聞いてた音楽とか
7th album『AIと刹那のポリティクス』Mom
ほとんど毎日聴いてたアルバム。サブスク時代になってからアルバムをフルで聴くことって少なくなってきたんだけど、久々に頭から一枚通して聴くことの意義を実感したなあというか、その聴き方が一番しっくりくるアルバムだと思った。
3月あんまり書くことないかも〜結局更新が4月2日になりました。新年度、気持ちを入れ替えてやっていきましょう。