ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

2024年5月のこと 前編

ゴールデンウィーク初日、フェリーに乗って新潟へ。飛行機のデメリットとして時期によって価格の変動が大きい点が挙げられるが、ゴールデンウィークの高騰っぷりは言うまでもなく、どうせ時間があるのなら…ということで今回は航路で帰省することにした。

ターミナルからフェリーまでの通路が長い

同じ船に女子バスケ部の高校生たちが乗船していた。自分は学生時代バレー部だったけどバレー部かバスケ部かは、なんとなくの雰囲気で見ればわかる。全員マナーを守って静かにしていて、それだけで強豪校に違いないと確信を持った。以前、苫小牧〜八戸のフェリーに乗ったときはアイスホッケー部の大学生と一緒だったが、ありえないほどうるさくて、ここは絶対クソ弱ヘボチームだと勝手に決めつけた。規律をきちんと守れない団体が試合で勝てるわけないんすわ。

 

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乗船してすぐのメインホールみたいなところにステージがあり、青ジャケットに金髪ロングの男性がスチールパンの演奏をしていた。青ZAZYによるウェルカムコンサート。コナン映画の冒頭のような粋な演出に心が踊る。


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こう見えてめちゃくちゃ寒い

出港してからしばらくは船内を探検した。レストランや売店、大浴場にゲームコーナーもある。自分が予約した客室はグレード的には下から3番目のツーリストSというタイプで、辛うじて個室が確保されている。その下はカプセルタイプ、もっと上は和室やスイートルームもある。途中で電波が途絶えて通信不可となるため、持参した本を読んで早めの就寝。寝床さえあれば何でもいいならカプセルタイプで十分かもしれない。

 

寝て起きたら新潟に着いた。

 

朝からバスセンターでカレー。一度で良いからここのカレーが食べたかったのだ。
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一度食べればもういいな…という感じ。ルーは重めでもったりしている。最初の一口は甘く、あとから辛さが追ってくる。じんわり汗をかく程度には結構辛い。

 

お腹いっぱいになったところで現地の同期と新潟駅で待ち合わせ。新潟駅は最近リニューアルされたばかりで広くて新しくて綺麗だった。観光客向けの名産品売り場だけじゃなく、地元の人が仕事終わりにちょっと立ち寄るようなマルシェもあり、多くの人で賑わっている。初進出した成城石井のレジには大行列ができていた。地方のこういう現象を都会の人は笑うかもしれないが、地方都市の空洞化は本当に深刻な問題で、なんとかして人を集めて活性化を!ってムーブを絶対に馬鹿にしてはいけないと思う。

 

遅れてきた同期と合流し、レンタカーで中央卸売市場へ。迷いに迷って炙りのど黒いくら丼、同期は六点盛の海鮮丼を注文した。

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のど黒うまい!


その後、同期のリクエストで新潟せんべい王国へ。「ばかうけ」や「星たべよ」を生産している栗山米菓が運営するせんべいのテーマパークだ。せんべいの手焼きと絵付けの体験コーナーがあったがそこそこ良い料金だったため、ふらっとその場を離れ試食コーナーでせんべいをかじっていると、同期が顔を真っ赤にしてやって来て「黙っていなくならんでよ」と言われた。私がいなくなったことに気付かず、しばらく一人で喋り続けていたらしい。すまんかった。

結局体験はせず、せんべいを買って王国をあとにした。

 

次は私のリクエストでポピーとよさかへ。Googleマップローラー作戦で探索しているときに見つけたスポットだ。

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60坪の店内にはレトロな自販機とアーケードゲームが並んでいる。新潟県内でトーストサンド自販機とうどん・そばの自販機の両方が稼働しているのはここだけだそうだ。(Wikipedia

ストIIより餓狼伝説派だった幼少期(伝われ)



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カレーと海鮮丼を食べたあとだが、どうしても気になってトーストサンドを買った。お金を入れて1分ほどで、アルミホイルに包まれた熱々のチーズトーストがガタンと落ちてきた。
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食パンにマーガリンの下味がついていて美味しい〜。地元のお母さんたちが手づくりで仕込みをしているそうだ。記念にアクリルキーホルダーを買った。

 

その後、パワースポットとして知られる彌彦神社へ車を走らせる。途中でガソリンメーターのエンプティマークが点灯していることに気付くも、村に入ってからはなかなかガソリンスタンドが見つからず、同期に頼んでGoogleマップで調べてもらったが、「あと3分、頑張れ!」などというナビをするものだから、(頼むから距離で言ってくれ…)と思いながらも、無事にガソリンスタンドにたどり着き給油することができた。

ドライブ中、同期の近況をいろいろ聞いて、同期だけど自分とは全然違うな…と思った。今やっていることも、これまでやってきたことも、当たり前のことだけど全然違う。向上心とか今後のキャリアプランとかちゃんとあって偉い。自分はやりたいこととか特にないし、なるようになれ〜なので……

夜は新潟の先輩も合流して居酒屋で飲んだ。一番おもしろい先輩。仕事ができるとかスキルが高いとかいう人は全国にそこそこいるだろうけど、おもしろだけで勝負したらぶっちぎりで首位独走。なんなんだろう、トークがうまいとか気遣いができるとかそういうテクニカルな面ではなくて、とにかく人柄なんだよな。私のロールモデル。この日も最初から最後まで全部おもしろかった。久々に笑いすぎて腹筋攣りそう…みたいな状態になった。「こうありたい」と思える人がいることは救いにもなっている。本当にありがとうございます。

 

駅前のビジネスホテルに一泊し、翌朝シティサイクルで饅頭屋を目指す。9時オープンの店に9時15分に着くと笹団子は完売していた。
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同じく笹団子を買えなかったおじいさんが水ようかんを購入していた。どうしても新潟の笹団子が食べたかったので、橋を渡って田中屋本店みなと工房へ。9時半に着いたのに地元の人がひっきりなしに出入りしては団子を大量に購入していた。新潟では端午の節句に柏餅ではなく笹団子を食べる風習があるらしい。


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お土産用に5個入を購入した。笹の葉のいい香りがする。

 

そのまま山形へ帰省。地元の友達とハンバーガーショップで合流。北海道のお土産と笹団子を手渡した。そのお礼にとハンバーガーをゴチになりました。ひぇ〜ん、めちゃくちゃ美味しい。連休はじまってからフルスロットルでずっと食べている。
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ずっと行ってみたかったパーラー白糸の滝。

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最上川を一望できる。

 

5月中旬、上湧別チューリップフェアを見に行く。早朝に電車で札幌へ、札幌から高速バスで北見へ、北見でレンタカーを借りてかみゆうべつチューリップ公園へ。

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チューリップってかなり好きだな

ここで突然ですが好きな花ランキング発表します。

第1位 立葵(理由:背が高いから)

第2位 チューリップ(理由:質感が無機質だから)

第3位 あじさい(理由:6月の花だから)

以上、好きな花ランキングをお伝えしました。チューリップは造花っぽいというか、プラスチックみたいな質感が好きです。種類がいっぱいあってカラバリもビビットなのがかわいい。あと葉っぱがシュッとしてるのもいいよね。ステッキにしたら強そう。

チューリップ公園にはご当地キャラのチューピットくんとリップちゃんの着ぐるみがいた。チューピットくんが「ざすざすざす……」と足音をたてて地面を引きずるような歩き方だったので、あとを付けて動画を撮った。途中、チューピットくんとリップちゃんがすれ違う場面があったのだが、お互いに着ぐるみで視界が狭いからか、かなりの至近距離にもかかわらずガン無視し合っていた。ざすざすざす……

 

上湧別にチューリップを見に行きたいと思った一番の理由がチューピットくんに会うためだったのだが、売店にチューピットくんグッズは一切なく、次に立ち寄った道の駅チューリップの湯にも売っていなかった。

いつでも捜しているよ どっかに君の姿を…

スーを差し上げます

意気消沈でチューリップの湯に浸かる。売店の店員さんに聞いてみると「チューピットグッズはもう作ってなくて、どこにも売ってないのよ」とのことだった。そんなぁ…

ここまできたら執念でインターネットの力に頼る。「チューピット 販売」「チューピット ぬいぐるみ」「チューピット グッズ 道の駅」あらゆる関連ワードを打ち込んでみるが、ヒットするのは1万円以上のチューピットくんを販売する詐欺まがいのオークションサイトばかりである。

半ば諦めかけたそのとき…誤って検索画面を横にスワイプしてしまい「書籍」のタブが開かれた。すると『北海道キャラクターガイド』という本の試し読みが可能になっており、その中に「グッズはぬいぐるみがイワイ書店で販売」と書かれてある。

調べるとイワイ書店はすぐ近くにあった。

 

チューピットくん!!!!!いる!!!!f:id:GAMEBOYZ:20240602213816j:image

すごい。3匹もいる。しかしこれは展示品で、売り物ではなさそうだ。やはり今はどこでも手に入らないのだろうか…とダメ元で店員のおじさんに聞いてみる。すると「もう作ってないから数は少ないけど、今ある分だったら売ってるよ」との回答が。おじさんが指差す棚を振り返る。

チューピットくん!!!!!売ってる!!!!!!
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やや興奮気味にチューピットくんグッズが欲しくて上湧別まで来たことをおじさんに伝える。おじさんはすごく喜んでチューピットくんの変遷を教えてくれた。

 

左が初代で、右のが2代目。
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頭の触覚?おしべ?がキュッと集まっている初代に対して、3本が独立している2代目。3本になったことでつぼみの先がふくらみ、全体のフォルムも丸っこくなったそうだ。手や口の色、目と目の間隔もマイナーチェンジされている。すべて手づくりだから一つ一つ表情も違うのだと教えてくれた。

「つくるのに何百万とかかるかかるからね…」とのことで、今後の再生産は考えていないようだった。「古いのだったらピンクもあるよ」と言って、裏の倉庫から初代のピンクも持ってきてくれた。

こんなにたくさん…!!!

※写真は許可をいただいてから撮影しています。

 

迷った末、赤とピンクの初代チューピットくんをそれぞれ1匹ずつ購入した。ピンクは挙手してるんですよ…かわいいねぇ…


まだまだ全然書ききれない…後編へ続く