ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

2021年5月のこと

引越してきて1年経った。毎日やってらんねぇ〜と思いながら何とかやっている。元気なときは「これをすると元気」のストックがいくらでもあったはずなのに、いざ元気がなくなると何も思い出せなくなるな。こういうのは元気なときに書き出しておいた方が良い。と言いつつ最近は、元気がないときは無理して元気になろうとしなくても良いような気がしている。どんなときでも明るく前向きな人が私は怖い。

 

花カレンダーもSeason2に突入

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これは白い花コレクションです。

 

今月のガチンコボクシング

サンドバッグを打っていたらトレーナーから「殴り放題やるか?」と聞かれたので殴り放題をやった。殴り放題というのは相手が一切攻撃してこないスパーリングのことらしい。変なネーミング。殴り放題の相手、すなわち殴られ放題の人は頭をガードしながらガンガン距離を詰めてくる。『スーパーマリオ64』のボム兵の戦場 〜山の上のボムキング〜 を思い出す。3分間ひたすら攻撃を繰り出せば良いだけなのだが、いつものスパーリングの倍疲れた。あと、相手が攻撃してこないのは案外つまらなくて、これは哲学だなと思った。

 

川ミ川ミ川ミ川ミ川ミ川ミ川

5月は毎週川へ行った。川では焚き火をしたり、本を読んだり、コーヒーを淹れたりして過ごした。

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キラキラ光る思い出たち 涙の日もあったよね

西野カナ『私たち』(サブスク全曲解禁ありがとうございます)

 

1月も毎週川へ行ったけど、5月になって温かくなってきたせいか急に河原の人口が増えた。30人くらいの大学生の集団がいたので輪の中心に突入して剣を振り回す自分の姿を想像する。私は大学生のときから大学生の集団が嫌いだったので当時「新歓一次会終わりの大学生集団の中に突入してスマブラのリンクのシャアアアア!ってやつかましたい」とツイートしたら、リツイート先の人から「スマブラのリンクじゃなくてゼルダのリンクだろ」とコメントされた記憶が蘇った。私がイメージするのは初代の64のスマブラの、あのリンクのシャアアアア!なので、「スマブラのリンク」で何も間違っちゃいないのですが…

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やっぱりこの犬(キツネ)表情が良い。この世の虚無を見事に体現している。

 

読んだ本とか漫画とか

女ふたり、暮らしています。 / キム・ハナ,ファン・ソヌ

ひとりで買える40〜50平方メートルの部屋にキッチン、トイレ、玄関がぎゅっと詰まっているより、それらを備えた約90平方メートルの部屋をふたりで使うと、広くて快適だった。

これ私も最近よく考える。一人でタクシーに乗るより、同じ目的地に向かう人と相乗りした方がお互い助かるよねという思考の延長で、誰かと暮らすことについて考えている。

 

女の園の星 (2) / 和山やま

人が「声出してワロタ」というときは大抵声出してワロてない場合が多いと思うけど、女の園の星は本当に声を出して笑って読んでいる。ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』に登場した小鳥遊にかなり心を掴まれているのですが、本作の小林先生然り、休日に数学の問題を解く人に興味が湧かないわけがないのです。

 

観た映画とか

JUNK HEAD / 堀 貴秀

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たった一人で独学で作り始め、7年の歳月をかけて完成したSFストップモーションアニメ

この大作をほぼ一人で作り上げたの凄すぎる。エンドロールで思わずうはっ…!て笑ってしまったもんな。本当に凄すぎて観終わったあと暫く心臓がバクバクしていた。作品に対する熱量に加え、精巧に作り込まれたセットや愛くるしいキャラクターなど、全部を含めて世界観が本当に大好きです。三部作らしいので続編も絶対観に行きたい。

 

ノマドランド / クロエ・ジャオ

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家を失った女性は、キャンピングカーに人生を詰め込み旅に出た

観た後しばらく情緒がおかしかった。というのも、ノマドとして放浪しながら働く主人公がとても他人事には思えなかったからだ。人との付き合い方、孤独との向き合い方をぐるぐる考えては脳がバグりそうだった。「明日は我が身」と危惧することでもないとは思うが、劇中で映し出される雇用の厳しさや排泄の処理問題を目の当たりにして、少なくともこのような老後の暮らしを「自由で楽しそう〜」と捉えることはできなかった。ただ、そういう生き方があると知れたことで自分の選択肢が広がったと思う。

印象に残っているシーンがいくつかあって、一つは国立公園で岩の説明を受けてるときに一人抜け出してずんずん進んじゃうところ。こういう行動に心当たりがあるのでざわざわした。もう一つは、季節が一周巡ってまた新年を祝うところ。ひとりの侘しさと、それでも楽しむ気持ちが同居する主人公がささやかなパーティーの演出として冠をかぶる場面にグッときてしまった。それから人の家の赤ん坊を持ち上げたときの、意外とずっしりくる重量感とか体のあたたかさに戸惑う、あの感じ。

はっきりとしたメッセージがあるわけではなく淡々と生活を切り取った作品だから、どう感じるかは受けて次第なところがあって感想をまとめるのが難しい。今すべてを理解することはできないけれど、5年後、10年後にまた見たい。見方が全然変わると思う。現時点で言える感想はフランシス・マクドーマンドかっけぇ〜!ということです。

 

聞いてた音楽とか

Next Level / aespa

なんじゃこれ〜〜!!!何回聞いても全然理解できなくてすごい。MVも意味不明で中毒性が強い。手首の角度どうなってんだ…。賛否両論あるらしいけど私は大大大絶賛。2021年の好きな曲ランキングをこのまま独走してゴールテープ切る勢いです。KWANGYAで待ってる…

 

人生ちゃんは続くらしい! / ひがしやしき

人生は続く/Life goes onの金字塔。「人生は物語じゃないらしい」ってこれ友達に言ったことあるな…怖くないですか?人生は物語じゃないんだって…私は自分の人生のシナリオライターでありストーリーテラーだと思って生きているので………

 

力尽きたので総括なしで終わり