ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

2020年4月のこと

生活が一変した4月。新型コロナの影響で転勤が延期になって部屋を失って、15日からホテル暮らしを続けている。「風が吹けば桶屋が儲かる」現象だ。人に「元気?」と聞かれたら反射的に「元気です」と答えてしまう。とはいえ実際元気です。宇多田ヒカルで皿洗ってます。わかる人だけいいねください。

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退居の日に撮った一枚

 

今月のガチンコボクシング

してないよ!!!

 

ダンチョウノオモイ

オードリー若林がラジオでやっていた『格好悪いふられ方』の歌詞をすべて「湯水のごとく金使う」に替えて歌い上げるネタ(説明が長い)が本当に好きなのですが、4月は引越しや新居の契約やホテルの宿泊で湯水のごとくお金が流れていきました。新居は段ボールを置くトランクルームと化しています。

異動凍結について職場のトップが出したメッセージに「今回の判断は断腸の思いではありましたが」という文言があり、「断腸の思い」をカーソルで何度もハイライトしながら読んだ。断腸の思い:腸がちぎれるほどの悲しい思い。本当か。人の生活を左右するようなことを、直前に電話連絡で済ませるようなやり方が、断腸の思い。だったらもっと早い段階で決断下して欲しかった。ダメだ愚痴しか出てこない。

同じ日に別の人から出されたメッセージも似たような文体で、誰かが代筆したのがバレバレだった。ダンチョウノオモイ〜ダンチョウノオモイ〜ダ!ン!チョウノオモイ〜ダンチョウノオモイ〜これは日向坂46『ソンナコトナイヨ』の歌詞をすべて「断腸の思い」に替えて歌う遊びです。

 

寝具ストリート

今ホテルに18泊目?なんだけど、毎日ぐっすり眠ってすっきり目が覚める。普段なら朝眠くて目が開かないのに、ホテル暮らしになってから夜更かししても6時とか7時にスッと起きる。これはあれだ。寝具だ。寝具が良い。スランバーランドという英国王室御用達のブランドらしい。調べたらマットレスは6万円くらいなので引っ越したら買い換えたい。「人生の3分の1は睡眠」らしいので寝具にはお金かけても良いことにする。良い寝具は眠りの質を変える。これは本当に、ホテル生活で得た一番の知見です。

 

ちくりん

ホテルから職場までは徒歩で通勤した。徒歩ルートでは首相官邸前を通る。官邸を囲むように背の高い竹林が並んでおり、外側を小川が流れている。現代の城だ。歩きながら城の攻め方を考えた。プランAは竹を切って竹槍にして正面から特攻する戦法。すぐ警備員に捕まって終わるな。プランBは竹を高跳びの棒にしてピューンと敷地に侵入する戦法。どうぶつの森に思考を侵されている。4/8放送の水曜日のダウンタウンで「どれだけ運動神経が良くても未経験から一発で棒高跳びは不可能説」を検証していたように、これは難易度が高過ぎる。当然どちらも実践しませんが。

通りの入口と出口にはゲートがあって警官が複数人立っている。信号待ちをしていると、自分より若そうな警官から「どちらへ向かわれますか?」と質問された。どちらへ…?と思ったがこういうときは即答しないと不審なので「真っ直ぐ行きます」と答えた。警官はそれ以上何も聞いてこなかった。「真っ直ぐ行きます」で良いんだ…と、マスクの下で笑いを堪えた。ノープランで人に話しかけないでほしい。俺は真っ直ぐ行く!

 

リモートの人間関係

アムウェイ会員(らしいと噂)の知人から「マスクとか除菌シートがなかったら連絡してね」的なLINEがきた。少し考えてブロックした。高1のときにクラスが一緒だっただけの関係なので別に良いんだけど、こんなときにも金稼ぎかよ…とは思う。こんなときだからこそ、なのか。

4月は友達と会えないかわりにビデオ通話した。3月に遊んだ友達と全く同じ顔ぶれで、「気の置けない友達が数人いれば良い」という思いを強くした。リモート飲み、噂には聞いていたけどあっという間に時が過ぎますね。

母親は少しナーバスになっていて、大丈夫なのかと心配されたので適当に「全然元気でやってますんで」みたいな受け答えをしていたら「そうやってお前は一人で強くなっていくんだな…」と泣かれて辛かった。母親ほど楽観的な人はいないと思っていたけれど、歳をとると感傷的になるのかな…

とにかくみんな元気でいましょうね。

 

HUMOR

緊急事態宣言が出されたのがまだ7都府県だけで、転勤は決行するものと思われていた頃の話。赴任先の偉い人が朝礼で「来週から汚染地域からの転入者がくるので感染防止に努めること」と発言した。というメールがBCCで転送されてきて、しょうもねぇなと思った。異動のない上司から「東京土産ですって言ってコロナビール持っていきな」と提案があり笑う。3月からずっと平和ボケしている。

どんなときもユーモアを忘れたくないとは常々思っているけれど、「汚染地域からの転入者」という表現は笑えないというか、冷静に全然面白くないジョークだと思った。

今ふと思い出したこと、竹内電気『boys be』の中に「切なくても 苦しくても ユーモアでかわしたい」という歌詞があり、私はその部分がすごく好きだ。印象に残っているフレーズだけど聞き直したら曲中1回しか歌っていなかった。

他にも最近思い出す曲がある。

KinKi Kids『Hey!みんな元気かい』

非公式だけど古い映像がYouTubeにあがっていた。普遍的で良い歌詞だな〜というのと、二人とも歌上手いな〜。

THE NOVEMBERS『最近あなたの暮らしはどう』

タイトル通り、最近あなたの暮らしはどう?という曲。

BUMP OF CHICKEN『話がしたいよ』

ボイジャーは太陽系外に飛び出した今も」って唐突に天体の話はじめるとこが好き。

The Mirraz『給付金貰って何買おう?』

ミイラズ、大学生のとき好きだったな〜。CD毎回買ってたしライブも行った。久々に聞こうと思ったらiTunesから「同期されていないデバイスがあります」と言われて再生できなかった。全体的に能天気だけど最後の方じわじわと真理に触れる曲。これも非公式だけどニコ動に作業用BGMがある。

 

読んだ本とか漫画とか

二人とも文章上手いな〜。私は江里子さん(姉)派です。

 

孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)

孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)

  • 作者:鴻上 尚史
  • 発売日: 2011/02/09
  • メディア: 文庫
 

著者は講義で大学生に、孤独と不安に慣れるために学生のうちに一人暮らしをするよう勧めるらしいんだけど、自分が今いるのはそのステージではないんだよなというか、通ってきてないというか、そもそもの不安の種類が違う感じがした。自分の立ち位置がクリアになったので読んで良かったと思う。

 

上司にステイホームの過ごし方を聞かれたので「どうぶつの森」と答えたらネタでマインドフルネスを勧められた。プライム会員は無料だったので読んだけど、なんか逆にストレス増えそう。

 

ベルリンうわの空

ベルリンうわの空

  • 作者:香山 哲
  • 発売日: 2020/01/17
  • メディア: コミック
 

フィクションなのかノンフィクションなのか、多分そんなことは重要ではなくて、独特な世界観で面白かった。

 

Twitterで1話公開していたのを試し読みして1〜2巻買った。何か始めるのに年齢は関係ないといことを説教くさくなく描いていて読みやすい。スケートボードの基礎知識とかファッションや映像作品との関係とか、へぇ〜と思う情報が多い。

 

A子さんの恋人 6巻 (ハルタコミックス)

A子さんの恋人 6巻 (ハルタコミックス)

  • 作者:近藤 聡乃
  • 発売日: 2020/03/14
  • メディア: コミック
 

6巻で完全に自分はA君派だ!となりました。A君みたいな人が好きという意味ではなくて、自分がA君だという意味です。

 

雑な生活 (ビームコミックス)

雑な生活 (ビームコミックス)

 

読み終えて引越しの段ボールに入れてしまったけど、こっちに持ってくれば良かったと後悔している。今何度も読み返したい漫画。

 

Kindle持ってきてるのでおすすめの本や漫画あれば是非教えてください。

 

 聞いてた音楽

lyrical school『Bring the noise』

モートライブ格好良かった。すぐに対応できる器用さと柔軟性。『perfect☆キラリ』を彷彿とさせるポップチューン。

mei ehara『昼間から夜』

江原さんが高校生の頃やっていたブログを当時リアルタイムで読んでいたので、勝手に江原さんだ〜という思いがある。それとは関係なく、ゆらゆらしたイントロからがっつり心を掴まれる一曲です。

 

プレイリストに加えて=LOVE『CAMEO』(発売日未定)をYouTubeで繰り返し視聴している。メンバーそれぞれ個性が際立っていて、良い意味で誰がセンターかわからない。何より曲が良い。チャイニーズダイナーみたいなMVも可愛い。

 

まとめ長〜。お粗末様でした。こまめに日記書こうかな。最近はnoteに書く人が増えたけど、はてなとnoteの違いって何だろう。…とかなんとか、人と喋ってないからどこまでも冗長に書いてしまうな。とりあえずGWはホテルに滞在して、明けには今後の方針が出る。はず。