ねているときいがいねむい

ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

欅坂46『不協和音』個人PV全員分レビュー【TypeA】

乃木坂46インフルエンサー』が発売されたと思ったらその2週間後には欅坂46『不協和音』、さらにその1週間後にはNGT48『青春時計』がリリースされ、その全ての形態に個人PVが特典としてついてくるという。個人PVの供給過多。とりあえず「買うのは坂道だけ」という自分ルールを設けたので飽きるまではしばらくそれでいきます

 

石森虹花『虹花と7つのいいところ』

ポジションの入れ替えがフレキシブルな欅坂46において、4作連続で3列目に配置されている石森虹花さんですが、これ見るとめっちゃ良い子じゃん!次の握手会並んでみようかなという気持ちになるからこのタイミングでこれ系の個人PVは効果的だと思う。石森さんはダンスが得意という情報はよく入ってくるんだけど、欅坂の振付ってそもそも上手い下手の判別をつけにくいというか個性を押し殺して魅せるタイプのパフォーマンスだから、スキルで差別化図るのは難しそうだな~とか思う。

 

上村莉菜『少女と怪物』

アンティークな家具や洋書が並ぶ本棚など、1作目の椅子のやつと雰囲気が酷似。上村莉菜さんはドーリーな雰囲気あるからこういう童話っぽい世界観が似合うな~~。

 

小林由依『彼女の愛情 または彼女は如何にして愛することを諦めその感情と訣別したか』

これすごい。「ラストのセリフは空白。物語を自らの言葉で完結させる」というルールと構成がとても上手いな~って思うんですけど、それよりとにかく小林由依さんの表現力がすごい。涙がこぼれるタイミングもすごい。ラストのセリフもワードセンスがすごい。持ってるわ~~ってなる。小林由依さんのオタクだったらうちの推しメン流石でしょって他の人に自慢したくなるような、才能と魅力が凝縮された個人PV。

 

原田葵『植物少女』

どうして~~~~葵ちゃんどうして花食べてんの~~~~という感じで終始謎が多い。最後に黄色いチューリップを渡す場面が印象的だったので花言葉を調べてみたら「望みのない恋」、出てくる男の子の名前が「望(ノゾム)」なので、え…、で…これは、どういうことだろう……ってなる。よく意味がわからなかったので深読み厨のみなさん解読お願いします。

 

長濱ねる『Lighting Diary』

セカオワハウスのソファだ!!!!っていう本編の内容とは全然関係ないところにひっかかってしまったんだけどそれはそれとして、こういう電飾?いっぱい飾ってを身にまとう系のMV、最近よく見る気がする。流行りなのかな。しゃがんでつま先掴んでぐらぐらしてるねるが超~~可愛い。

 

柿崎芽実・佐々木美玲『Magic Girl』

TypeAの中でこれが一番好き!曲がめっちゃ良い!!!佐々木美玲さんの歌い方、独特なクセがあってエレクトロポップとの相性がすごく良い。柿崎芽実さんの妹感がすごく良い。エンドレスリピートしても全く飽きがこない作品。

 

高瀬愛奈・東村芽依『上京けやきストーリー』

ゆる~い感じの関西弁がかわいい。48、46グループの関西出身メンバーを一つのクラスに集めたとして、NMBの子たちがわーきゃー騒いでるときに、教室の隅っこで「元気やな~」「やんな~」とか言ってそう(※イメージ)。最初の方ずっと「え、どこ???」「え、何???」「え、やばいやばい」「え、そうじゃない?」「え、はい」とか言ってて二人とも人見知りな感じかわいい。

 

 

TypeAのカップリングは『W-KEYAKIZAKAの詩』。こんなにストーリー性の高いMV見たことがない。ってくらい、ストーリー。すごくシンプルなんだけど、本当に良いMVってオタクが勝手に補完してどんどん膨らんでいくものだから、余計な説明はいらないんだよな~って思った。ねるがバス停から合流するところとか、迎えに行くのが米さんである理由とか、欅坂の制服のてちと学生服のてちがすれ違う場面の意味とか、Youtubeのコメント欄見てるだけでもいろいろな解釈があって面白い。ラスト土手を駆け上がっていくシーンで志田愛佳がちょっとだけフライングをして全力ダッシュをきめるところと尾関の走り方が尾関なところが好き。

 

 

不協和音(TYPE-A)(DVD付)

不協和音(TYPE-A)(DVD付)