12月買ったCD

- アーティスト: ライムベリー,E Ticket Production
- 出版社/メーカー: パーティクルレコード
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: CD
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「清く 正しく イルマティック それが アイドル稼業」
再始動したライムベリーのめちゃかっこいいシングル!
2MC+1DJってなんだかんだバランス最強じゃない??
楽曲派の人たちの間でも名盤と評判の1枚
曲の趣向だったり、「わざと下手に聴こえるように歌わされてる感」だったり、相変わらずプロデューサーの意向が色濃く出てるな~~とは思うけど、間違いなくいいアルバムなので買いましょう。
特典のために積んでたらいつのまにか山積みになるほど増えていたCDたちを見て「これからはなるべくデータで買おう」と思い、iTunesで何曲か買ってみた。
Shiggy Jr.がポップのど真ん中!
iTunesの方はインスト・アカペラ・リミックス等、ボーナストラック満載で超お得!
曲のすばらしさもさることながら、歌詞!!!!歌詞だ!!!!
私は【大森靖子】を三人組だと思っている。優れた小説家と、優れた音楽家と、優れたパフォーマーが奇跡的に集まってやっと構成されるべき才能だと思っている。
彼女が優れた音楽家、パフォーマーであることは他の誰かが語ってくれるだろうと思うので、私は彼女の小説家としての才能について述べたい。
女の子だけがもらえるポケットティッシュ、わたしのお守り。「魔法が使えないなら死にたい」というアルバムの中にある「新宿」という曲を初めて聴いたとき、これまで、これほど的確に「新宿」という街を描いた歌詞はあっただろうかと驚いた。あの街の忙しなさ、醜さ、さもしさ、ほんの少しの美しさ、そしてその中を歩くあの子の心の中。無駄のない一文で全てを表現している。
私は彼女の音楽を、小説を読むように聴いている。新作「絶対少女」の中にも、とっておきの一行がごわごわと蠢いている。「君がコンビニまでの道、何度わたしを振り返った。わたしの幸せ」「誰にもわかってほしくないから、日記にかかない幸せ」「宅配便が届くから帰るね。もう好きじゃなくなったのかな」彼女が小説家でなくてよかったと、このアルバムを聴いて、改めて思った。
セカンドアルバム(インディーズ)に寄せたメッセージの引用でスミマセンて感じだけど、「小説を読むように聴く音楽」という表現がすごくぴったりだなと思った。
私は恋愛ソング全般あまり聴かないので大森靖子の歌詞はすごく新鮮だった。例えば本アルバム収録曲「絶対絶望絶好調」の中の「ごめんね素直にしか言えなくて さよなら あんなに好きだったけど きれい きもい きらい」というフレーズ、失恋ソングにありがちな「二人過ごした時間はプレシャス さよなら 出会えたキセキにありがとう」的な美化や感謝が一切ない。潔さ。「素直に“しか”言えなくて」っていうワードセンス。
「メンヘラが聴く音楽」っていう偏見があって距離を置いてたけど、聴かず嫌いよくない。
個人的に2014年楽曲大賞はこれだ!!!
超ポップでキャッチーでハッピーなミュージック!!!
iTunesで音楽買うの、家から一歩も出ずにポチっとするだけでいいし、CDショップでうろうろする必要も、ケースの透明なビニールはがす手間も、インポート完了したら山積みのCDタワーの上に乗せるだけの虚無感もなくて快適だけど、なんとなく円盤CD買うの方がテンション上がってよい。