ちょっと肌寒いくらいの気温に半袖半ズボンで寝るのが好きだ。布団を肩まですっぽりかぶる。体温で少しずつ布団の中が温かくなって、いつの間にか眠りにつく。ずっとこのくらいの肌寒さが続いてほしい。
言語設定を英語にしたままこのブログを見たら、タイトルが『When I'm sleeping, I'm sleeping』と訳されていて、すげぇ〜と思った。寝ているときは寝ている。あながち間違ってはいない。
先日、新後輩と新先輩の間で
「今って平成34年ですか?」
「今って令和4年」
「今って平成34年ですか?」
「今って令和4年」
という会話があった。去年のデジャヴだ。去年自分とその会話をした旧先輩に「去年も同じような会話がありましたよね」と聞いたら「俺も聞きながら同じこと思ってた」と言っていた。歴史は繰り返す。
新とか旧とかいうのは何かというと、実は新年度から担当が変わった。新年度に切り替わる5日前に変更を言い渡されたので、まさに寝耳に水だった。客観的に見て担当替えは悪い話ではないし、自分と旧先輩の間でもその方が将来的に良いのではないかという話はしていたけれど、それにしてもタイミングが遅すぎる。引き継ぎの準備も、現場の人への挨拶もできていない。いつもこうだ。説明が少なすぎる。
一時期はそのことで不貞腐れていたけれど、いざ新年度になって席が変わったら、やるっきゃないというか、割とどうでも良くなった。いろんな人から「どうしたの?」「嘘でしょ」「ふざけて言ってんの?」とからかわれ、人にそう言われてしまうとあまりムキになれないというか、いやいや私が一番びっくりしてますよ〜みたいなへらへらした態度をとってしまう。もう決まったことだし、動き出していることだから、その中でどう立ち回るかが大事なんだけど、な〜んか腑に落ちないな〜という部分はある。
5月6日、仙台GIGSへカネコアヤノのワンマンショーを見に行った。ギター1本でステージに立つ彼女が一番はじめに歌い上げた曲が『星占いと朝』だった。冒頭の歌詞「いけしゃあしゃあと平気なふりがしたい」がまさにそれ過ぎて、いきなり胸にグッときた。「いけしゃあしゃあと平気なふりがしたい(カネコアヤノ)」と「しゃくしゃく余裕で暮らしたい(YUKI)」は自分の近くの引き出しに仕舞っておいて、必要なときにいつでもサッと取り出したいフレーズです。
クロスバイクで滝を見に行った。
滝の周りだけ急に暗くて涼しくなるのが良い。
蛙がギロみたいにコロコロ鳴いていて良い風景だったのでインスタのストーリーに動画を上げたら、カナダに住む友達から「日本に3年帰ってないから懐かし過ぎて涙出てきた」とDMが届いた。日本の田園風景とバンクーバーが繋がる感じが、インターネット!って思って嬉しかった。例えば自分はこの2〜3年、休日はほとんど一人で過ごしているけれど、日本に3年も帰れていない友達に比べたらまだマシな方…みたいな考え方はなんか違う気がしていて、カナダにはカナダの暮らしがあって、宮城には宮城の暮らしがある。ただそれだけのことだと思う。
5月から『HEARTSTOPPER』を見るためにNetflixに加入した。すごく良かった。演出として星や鳥が飛ぶアニメーションが入るときがあって、それがハートになると急に意味を持つというか、こっちからこっちへのラブは一方通行なのね…みたいな誘導になってしまうので、それはどうなんだろうとか思った。『セックス・エデュケーション』と『このサイテーな世界の終わり』を見終えたところでFire TV Stickの調子が悪くなったので何も見れなくなった。
『このサイテーな世界の終わり』の中で、アリッサの母親が自分のことを三人称で呼ぶようになったくだりが妙に記憶に焼き付いている。
「グウェンは昼寝に」
二人が対面しないカットが多いのが印象的だった。その理由についてさらっと語られるシーンがあって、ああ良いなあ〜好きだな〜と思った。
見た映画とか
『カモンカモン』監督:マイク・ミルズ
他者とのわかり合えなさについて。わかり合えないことを否定しないところとか、独身の伯父と甥との関係性から、なんとなく違国日記を思い出した。一つ一つの言葉の重み、モノクロによって強調される光の美しさ。
読んだ本とか
水野しず全解決BOOK『解決』
合掌。
聞いてた音楽とか
『Sunny Day(feat. JUBEE)』doooo
こういうの本当は良くないんだけど、リップスライムよりリップスライムじゃん(どっちかっていうとStedy&Co.か?)って思っちゃった。
RYO-Z:やっぱり5人でやってるときは、各々のパートは各々が書くっていうね。で、フックラインは誰かがイニシアチブをとって書いたりとか、そういうのがあったんだけど、全部一人でやるっていう、そういうこともトライしたのよ。(前作『Human Nature』のリリックについて)
ILMARI:今まで5人で五様のアプローチをしていると、何が言いたいかってのが、面白いんだけど…そのラッパーたちの集まりとして、テーマに対して各々のアプローチっていうのはまあ、普通のことじゃないですか。ただ一曲通していろんなアプローチがあると、この曲って何言いたいんだろっていうのがわかんなくなっちゃったりすることが、俺らはあったのよ。
2022.4.15配信『TCY Radio “GUEST : RIP SLYME”』
新曲『Gentleman』も聞いたけど、なんか物足りないというか、PESとSUさんだったらどういうフロウで攻めるかなとか、っていうかやっぱね5人のリップスライムが好きなんだよな〜私は。曲全体で「何が言いたいか」よりもそれぞれひとつの life それぞれが選んだ style それぞれひとつの life ひとつの愛を yeah yeah〜するのがリップスライムじゃんって、思うわけなのです。
(これ前半はこの曲に対して感じる懐かしさについての感想なのに、後半はリップスライムへの懐古になっていて要点がはっきりしないな…言いたいこと言えたからまあいいや)
気付けばもう6月で、早ぇ〜みたいなことを毎年言ってる気がする。適度にバタバタやっていこうね。おわり