ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

第2回 一般女性1万字インタビュー

― 2018年10月、都内某所 ―

第2回一般女性1万字インタビュー。これからお話を伺うKさん(仮)は、都内の港湾運送会社に勤める29歳のOLだ。前回のゲストだったA子さんもインタビュワーとして参加して、Kさんの幼少時代から現在までの生い立ち、現在の趣味や仕事、恋愛、人生観などについて掘り下げていく。

 

今回のお店は東京タワーが見える港区のベーカリーレストラン。お店の指定は前回のインタビューと同様、Kさんにおまかせすることにした。「フムス」「メスクラン」「ヴィネグレット」「スピルリナタヒニソース」―――はじめて目にする食材が表記されたメニューと格闘する私に、先に入店していたKさんとA子さんはこの店の人気メニューである「タルティーヌ」をおすすめしてくれた。3人はそれぞれ違う種類のタルティーヌ(オープンサンドのことらしい)を注文することにした。

 

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これがタルティーヌ。写真の撮り方ミスったかもしれない。

 

食事を終え、一息ついたところで早速事前に送ってもらった履歴書(pdf)を開く。

※以下、インタビュワーを「Q」とする

インタビューを受けるにあたって

Q:自己分析してきた?

K:自己分析は常にしてる。

Q:常に?自己分析の鬼じゃん。

K:最近まで就活してたからね。でも自分はこうだからこういう人間だなーとか、自己分析は常にしてる。

 

今年の3月に京都の大学院(博士課程)を認定退学し、4月から東京で働き始めたKさん。まずは仕事の話から。

 

29歳、社会人1年目

Q:仕事はどう?

K:最近一人いなくなっちゃったから、鬱で。もともと人が足りない上に減っちゃったから、うーん、大変かな。

Q:会社の人と遊びに行ったりはする?

K:全然しない。みんな40代とかだし。可愛がっては貰ってると思うけど、他の階の人から「ギスギスしてるね」って言われてる。自分に直接的に何か言われてるわけじゃなくても、他の人が強く当たられてるのとか毎日見ちゃうと、なんかなぁ…って思う部分はある。同い年の人も休職中だし、鬱で。

Q:メンタルの問題は、むずかしいよね…。転勤はある?

K:関東だったら群馬とかもあるし、西の方は北九州とかもある。

Q:北九州…△△組の支配下じゃん。

 :修羅の国だ。榴弾投げ込まれちゃう。

K:そんなでもないと思うけど(笑)

Q:就活は何系受けた?

K:港湾運送ばっかり。船が港に着いたらコンテナを積んで輸出して…っていうお仕事。港で働きたかった。コンテナ船が好きだから。

Q:港で働きたかった(笑) 独特だよね。

K:うん、コンテナ船が好きだったのと、あと、研究はもういいかな…ってのがあったから。就職は生物系以外で考えようって思って、好きなものを考えたときに、船・海・港。みたいな。東京が好きだから東京で絞って、港湾運送系の会社を何社か横並びで受けて…って感じかな。

Q:じゃあ結構絞って受けたんだ。

K:業界は最初から絞って。大手は募集してないか聞いたら「博士は採ってないから」って言われて…。

Q:冷たいねー。物流とか港湾って財閥系とか多いし、業界的に保守的なイメージあるよね。

K:保守的。それはあるかも。

Q:数はそんなに何社も受けなかったんだね。

K:多分トータルで30社くらい。院生は大体みんなそんなもんだよ。研究もあるし。就活中も普通に論文提出したりはしてた。ひぇ~って言いながらリバイスして。そんなんやったから解析までは手が回らなかった。

 

最後のピーク

Q:(履歴書を見て)博士課程の認定退学っていうのは…?

K:修士号は取ったけど、博士の学位はそんなに出せないから、博士号は取れてないっていう。

Q:まだ社会人1年目なんだよね。

K:そうだよ。

Q:やば。フレッシュマンじゃん。

K:フレッシュマンだよ。この間も研修あったんだけど、みんな年齢知らんでしゃべってるから、途中で私が29歳って知って急に敬語になる。みたいな(笑)

Q:院生あるあるだ(笑) 

K:普通に新卒の同期もいる。といっても年齢が6つも離れてるから弟みたい。その子は北九州の方に配属されて、今大変みたい。

Q:東京でよかったねぇ。

K:ほんまにその辺は社長が汲んでくれたみたいで。東京じゃなかったとしても病むことはないだろうけど、東京が好きだから。

Q:うちの大学の人、大体みんな東京に戻ってくるよね。今みんな東京にいる。

K:ねー。そう、この前N君の結婚式に出るために沖縄行って、

Q:結婚したの?

 :そう。フェイスブックに写真あげてたの見たけど、奥さんめっっっちゃ可愛いの!

 :(新郎新婦の2S写真を見て)オタクとアイドルのチェキみたい…

K:めっちゃ可愛い。結婚式でも可愛い可愛いってずっと言ってた。今年は周りの知り合いで結婚のピークが来てて、最後の

Q:最後の?

K:姉に言ったら「それ最後だよ」って。Tもこの前結婚したし、Sも入籍したって。

Q:大変だな~。

K:ね、みんな大変だよね。

 

完全に他人事である。

 

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Q:これなんだろ、フロッピーディスクかな。フロッピーディスクと、アーモンドかな。

K:フロッピーディスクとか今生産してないやろ。世代がバレるわ(笑) フロッピーとかMDとかMOとか。

Q:MO(笑) うちらギリギリそれ知ってるからな~。

 :ギリギリ昭和世代の話題についていけるからな~。

 :平成元年生まれと言っても80年代だからな~。

 

Q:(履歴書を見て)免許はMTなんだね。

K:研究で島行くときに、島に軽トラかマニュアル車しかなくて、それで。坂が多いからATだと馬力足りなくて。だから坂道発進とかは得意だよ。車の運転は島か港内とかでしかしない。公道では全然しないから、ちゃんとした運転はできないかも。

 

水漬けエリート

Q:―――最近のこと聞き過ぎた。幼少期のこと振り返っていこっか。

K:生まれは和歌山。高校までずっと。

Q:和歌山の海沿い?

K:ではない。

Q:え、意外。

 :ね。今知った。防波堤の上をランドセル背負って歩いてるイメージだった。

K:普通に家の前も後ろも田んぼ。小・中は附属だったから、電車で通ってた。高校はチャリ通。部活は高校1年生までずっと水泳。水泳は始めたのが9ヶ月で、

Q:9ヶ月?!早っっっっ!0歳で…?!

K:うん。親がスイミングスクールのスタッフやってて、ベビークラスみたいなのがあったから、それに入れさせられて。

Q:浸かりっぱなしじゃん、水に。

K:ずっと水泳やってて、選手コースとかで練習してた。速くなりたくてやってたけど、周りはみんな体育大学目指してるような子ばっかりだった。私は勉強したかったから中学で辞めるつもりだったんだけど、高校に入ったらやっぱりまた水泳したいなって思って、そんで高1まではやって、辞めた。水泳してた頃は生理来なかったし、身長も止まったりして。腹筋割れてたし。小・中は水泳で全国大会行ってる。

Q:すげー。全国行ってんだ…。じゃあ本当に水泳漬けって感じだったんだね。

K:そう。昔、なぜか鍋が嫌いだったんだけど、母親の分析によると、鍋って家族で囲むものやん。私が水泳の練習ない日だけ家族みんなで集まれるからって理由でいつも鍋で…。毎回私は家族で囲む夕食が鍋だった記憶があるから、それで嫌いだったんじゃない?って。そんな自覚はなかったし、今は全然嫌いじゃないんだけど。

Q:あー、そういうトラウマが…。

K:でも親にはスクール代とか遠征費とか送迎とか、めっちゃお世話になって迷惑かけたなって思う。でも私が就職するって言ったときには、研究続けたかったらお金の心配はしなくていいからって言ってくれて…。

Q:良い親御さんだね。

K:研究続けなかったのは、私が就職したかったから。というかお金を稼いでない自分が嫌だった。

Q:今日本で研究するのは大変って言うからね。お金は大事だよね。

K:島で住み込みで働いてる人とかの話聞くと月収8万とかで。本当に好きじゃないと無理だなって思う。私は好きな物買いたいし、着たいし、観に行ったりもしたいから、それはできないなって。

 

Q:住まいは家賃補助?

K:会社の借り上げのマンションだから安く借りれてる。今のうちに貯めとかなきゃって思ってる。

Q:平日のお昼は?

K:大体お弁当つくって持って行ってる。港だからコンビニも車で行かなくちゃいけなくて。

Q:お金貯まるね。

K:そう。だからこういうご飯(タルティーヌのことです)の出費は地味にかさむ。飲み代も。この前の沖縄で飲んだ泡盛、全然クセなくて水みたいで、ざばざばいけた。最近ちょっと泡盛に目覚めた。あとジーマミー豆腐、連日食べてた。

Q:沖縄いいよなー。

K:沖縄いい。そのさっきの沖縄の結婚式で「尻剣イモリ」っていう沖縄にしかいないイモリがいて、それ捕まえた!とか言って新郎側の友人たちが興奮しながらプラケース覗いて騒いでて、

Q:それ新婦側の出席者たちドン引きだったろうね…。

K:ほんまにうちの大学の人たちはみんな好き勝手なことやってんなーって。

Q:校歌を体現してるよね。

 

アラサー出会い事情

Q:あとは、じゃあ、最近いつ合コン行きました?

K:合コンない。1回もない。

Q:え!1回も?

K:そう。もともと好きじゃなくて、そういうノリ。ただもう、そんなことも言ってられないなって…。まあ今更なんやけど。

Q:そんなことない!遅くない!◯ちゃんに頼めば斡旋してくれるって!

K:合コンしたことないし、彼氏も過去1人しか付き合ったことないし。(元カレと)別れてからは4年。向こうも今関東だから、「また飲みにでも行きましょう」って話にはなったけど、こっちからは連絡してない。1回くらい飲みに行ってもいいかなとは思うけど、行ってない。

Q:マッチングアプリはどう?

K:今はお休み中。2人くらい会ったけど、お金とか時間とか考えたら割に合わないな…って。他は、昨日同級生の紹介で3人でご飯行って、いい人そうだなーっては思ったけど、向こうがどう思ってるかはわかんない。連絡先交換して「昨日はありがとうございました」とか、そういうやりとりはしたけど。一応、(婚活的なことを)何もやってないわけではない

 

気付けばモノノフ歴7年

Q:ももクロのオタクはいつから?

K:7年前?はじめて行ったのは2012年の女祭り。

Q:モノノフになったきっかけは?

K:お姉ちゃんの友達にもともとドルヲタの人がいて、その影響でお姉ちゃんが先にももクロにハマって。お姉ちゃんと一緒に住んでた頃に「まあ一緒にDVD見ていきなさいよ」みたいな感じで勧誘されて、それから。

 

ここでカバンを取り出す

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K:これはPINK HOUSEとのコラボ。これの第2弾でも同じようなの出たんだけど、そっちは生地が安っぽくて値段はそのままだったから、こっち買って良かったな~って。

Q:これくらいなら普段使いしやすそう。

K:これは10周年の記念本。 これの杏果ラストステージの写真がすごく好き。

Momoiro Clover Z 10th Anniversary Book II COSMOS

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Q:杏果…最近ネイルアートとかリメイクとか、カルチャースクールみたいな趣味ばっかやってるよね…

K:ん〜、杏果はそういう「普通の女の子」がしたかったんだと思うよ。

 

K:これは最後の5色パーカー。

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K:自分は行けなかったからお姉ちゃんに頼んで買ってきてもらった。

Q:姉妹で推してるとそういうときいいよね。推しはずっとれにちゃん?

K:ずっとれにちゃん。れにちゃん推しで箱推し。紫推しのTシャツも持ってきた。これはDOME TRECKのときの。

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次々と出てくるモノノフグッズ

 

K:このライブすごい良かったんだよね。演出が敦規(佐々木敦規)じゃなかったから。

Q:これ名古屋の行った。ね、すごい良かった。

K:いつもマンネリ化してたけど、ソロコーナーとかあって楽器に挑戦したり。

Q:たまたまかもしれないけど、周りがドルオタばっかりだから息がしやすい。

K:息がしやすい?息がしやすい…それはあるかも。

Q:他のアイドルは興味ないの?

K:んー、スタダの妹分…たこ虹とかしゃち(インタビューの翌日、チームしゃちほこはTEAM SHACHIに改名)とか、聞きたい曲は聞くかな。

Q:最近3BJr.も一気に解体が発表されたよね。奥澤村とか、はちロケもかな?

K:ロジャポも入ってたっけ。一気にね。

(※注:はちロケとロジャポは存続)

Q:他はライブ行ったりする?

K:この前[ALEXANDROS]のライブをZOZOマリンスタジアムに観に行ったけど、セットとか簡素でお金の使いどころが全然違った。ファンも学生が多いし。年齢とか性別で分けてるのかもしれないけど、周り横並び全員一人で来てる女の人だった(笑)

バックバンドもストリングスつけてたりしたけど、チケ代は6,000円~7,000円くらいだった。ももクロは毎回バックバンドにめっちゃお金かけるから、多分そのせいでチケ代も高い。

Q:ダウンタウンももクロバンドね(笑)

K:ももクロの東京ドームも観に行ったけど、ファンからしたら東京ドームってそんなに特別感ないよね。

Q:わかる。

K:音響もそんなに良くないし。

 

――このあたりでお店を変える。スタバも上島珈琲店も混んでいたのでルノアール。いつ行っても座れるルノアール

 

将来設計について

Q:結婚願望は?

K:a.s.a.p.――32歳までには子供欲しい。だから、今年中に彼氏、来年結婚、再来年妊娠。スケジュールはそんな感じ。

Q:今年中に彼氏ってことはあと2ヶ月?

K:みんなになんで彼氏できないの?って聞かれるけど、こっちが聞きたい。

Q:まあでも、急にできるんじゃない?

K:なんでもいいから、早くそれが起こってほしい。

 

――ここでさっきからずっとにやにやしていたA子さんから「彼氏ができた」との報告が

 

K:え、いつ?

A:先週。

K:誰やろ?知ってる人?大学?

A:知ってる人。大学のXXXX。

K:ああー。

私:(反応薄…)

K:社会に出て働き出して思うのは、大学一緒だった子って価値観合うなって。結局。

 

一人暮らしはやっぱり寂しい

K:一人暮らしでベタ飼ってたけど死んじゃって、今はエビ飼ってて、

Q:エビ?

K:エビ。ホロホロシュリンプっていう、ビンの中で飼えるエビ。エサもいらない。

Q:料理名みたい(笑) ホロホロシュリンプのサラダみたいな。

K:いっぱいいたんだけど、いつの間にか減ってる。

Q:それ溶けてない?

K:わからんけど死骸はない。犬欲しい。一人暮らしだとやっぱ寂しいよね。

Q:結婚相手も動物好きな人がいい?

K:好きじゃなくてもいいけど、全く興味がない人とかだと悲しい。趣味がない人って何が楽しいの?って思ってしまう。

Q:無趣味の人っているよね。けどそういう人って大体結婚してるよね。

 :そういう人は趣味=恋愛なんだよ。結婚したら嫁と子供が趣味。

K:あー。家庭のこと率先してしてくれるのは嬉しいけど、楽しくなさそう

Q:それ。

 

Fin. ~

前回同様、雑な締めくくり方で1万字インタビューは終了した。

外はすっかり日が暮れており、東京タワーには灯が燈っていた。

 

 

- 編集後記 -

「これ需要ある?」と言いながら、内輪ノリと自己満足で書き上げた第1回一般女性1万字インタビュー。月日は流れ、あれから数ヶ月。まさか続編を書く日がこようとは。インタビューするのも文章に書き起こすのも楽しいから良いんだけど、大丈夫か。読んでる人これ面白いのか。

 

待ち合わせの時間は13時。

――――当日のLINE――――

K:かなり早めに着いてしまったので店内を覗いていたら、案の定待ち人数がかなり多かったので、とりあえず名前書いときましたよ(12:45)

A:あと10分くらいで着く!ごめぽ!(12:45)

私:ごめぽ!予定時刻から10分くらい遅れてつく!(12:46)

 ―――――――――――――

この時点で私の頭には一抹の不安がよぎる。Kちゃん、しっかりしている…。どうしよう…、普通にしっかりしている…。こんなにしっかりしている人に我々のふざけたインタビュー企画を敢行して大丈夫だろうか…。果たして1万字、埋まるだろうか...。

とはいえ「1万字インタビューいつにする?」と、この企画の続編を持ち掛けてきたのはKちゃんの方であり、その辺の感覚は恐らく普通ではない。いける。そう確信した私は、取材場所となるお店へと歩みを進めた。(そんなことを心配する前に自分の遅刻を反省すべきである。)

いざインタービューが始まると、さっきまでの心配は杞憂に終わった。一見しっかりしているように見えるKちゃんにも挫折や仕事に対するストレス等があると知り、改めてバックボーンを掘り下げるのは面白かった。(というか私たち、大学時代の接点が実はそんなになかったりする。)

Kちゃんはガチの理系の人間だ。極理だ。極理という言葉は今考えた。 理系の人間はやっぱりどこか頭がおかしい。実際、Kちゃんが好きなものについて語るとき、淡々とした口調の中に狂気を感じるときがある。なんだよホロホロシュリンプって。さもメジャーなペットみたいに言うからびっくりした。

そして自分の狂気について全く自覚していないKちゃんもまた「こちら側の人間」なのだと思う。Kちゃんは自分のことをそこまで拗れていないと思っているようだが、とんでもない。自己分析が甘いよ!

Kちゃんは結婚について「最後のピークがきている」と言ったけど、第3次でも第4次でも全然遅くない。と私は思う。好きなことを極めるKちゃんはかっこいいし、美人さんだし、しれっと上手いこといくと思うんだよな〜。というわけでKちゃん、絶対幸せ掴んでね(できればこの記事を読んでも引かないような心の広い相手と)!

 

 

↓以下、Kさんによる原文まま掲載

【プロフィール】

1989年生まれ。29歳。和歌山県和歌山市出身。

2014年にXX大学大学院博士前期課程修了ののち、△△大学の研究生を経て同大学院理学研究科博士後期課程を3年で認定退学。2018年に物流会社に入社し、現在はコンテナターミナルにて現場勤務のアラサー新入社員。

幼少期より研究者になりたいという夢を持ち、その夢を持ち続けて博士後期課程まで進んだが、お金が欲しくなり一般企業に就職。取らないと気持ち悪いが取っても食えないことから、「足裏の飯粒」とも称される博士の学位を取らずに足の裏にくっつけたまま現在に至る。

趣味はももクロのライブに行くこと、パン屋・カフェ巡り。最近ホットヨガを始めた。ももクロの推しメンバーは紫色担当の高城れにちゃん。

生まれつきの骨格に加え、競泳をしていたことによるゴリラのような肩がコンプレックス。加えてサル腕のため、私はもしかしたらヒトじゃないのかもしれない。

甘党。嫌いな食べ物は生のトマト。

座右の銘は「なんとかなる」。

 

【感想】

私はTwitterやスマニューのまとめ記事をしょっちゅう見ている。時間を無駄にしている自覚はあるが、見ているとやめられなくなるのはなぜだろうか。新入社員としての新生活が始まりつつある2018年3月末、いつものようにTwitterを見ていると、大学時代の友人Bがあげたブログ記事、「一般女性1万字インタビュー」が流れてきた。記事を見てみると、大学在学時から結構ヤバめだと思っていた友人Aのインタビューが面白おかしくまとめられている。Aちゃん、そもそも君「一般女性」ちゃうし。

後日、A, Bとさらに他の友人を交えた飲み会があり、みんなでインタビューのレビューを行ってめちゃくちゃ盛り上がった。そしてやはりAはヤバい、との結論に至る。さらに、A, Bは他の人のインタビューもやってみたいという。それならばぜひやりたいと名乗りを上げたのが私である。正直Aのヤバさは、本人は認めていないが大学同期内において周知の事実であり、そんな人へのインタビューの後に私のインタビューが出てきたところで面白みに欠けるのではないかという不安が今でも拭えないのだが、大丈夫だという2人の言葉を信じてインタビューを受けることにした。しかし今改めて考えてみると、この企画を外野から面白がるだけでなく当事者となって一緒に楽しんでいる私は、結局は彼女たちと同じ穴の狢なのかもしれない。

自分ではあまり拗らせているとも思っていないし、(国立理系大学院出身にしては)まともな方だと思っている。インタビューを終えた今も、その気持ちは変わらない。「一般女性」ではないけど。そして私へのインタビューがどのような仕上がりとなったのか、今現在とても気になっている。きっとBのことだから、あのとっ散らかったインタビューもうまくまとめてくれたのだろう。だが私がこの感想を書いてBに送らねば、記事は完成しないのである。超速でインタビューまとめてくれたのに、プロフィールと感想を送らずにごめんね☆

2018年10月28日 風邪気味の病床より

 

- あとがき side A -

レビュー執筆の依頼を受けて早2週間。ちょっとバタバタしてました。A子です。

レビューせよ、と言われても!と思っていたけど、思い返すと突っ込みどころ満載で、さすがヤバめの大学同期だなと思う今日この頃。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

レビューを書くにあたって、出来上がってる記事見せてー!とお願いしたところ、私はまさかの傷つきを味わいました。それは、Kちゃんが私のことをまともじゃないと思っていた事実です。

え、私、一般OLじゃないの…??え…?

ちょっと戸惑い隠せませんが、まぁ、そんなことはどうでもいいんです。よくないんですが。

私の中でKちゃんといえば、関西弁のすごく泳ぐ絶対領域のモノノフです。大学の頃は挨拶のように太もも触らせて〜とお願いしていました。その度にキツめの関西弁でキレられるあの感覚。最高でした。

Kちゃんのショートパンツ、すごいよかったな…Kちゃんの生足ショートパンツ姿を見て、夏が来たなぁなど季節を感じていたものです。懐かしい。

そんな時代から月日は流れて、一緒に太もも触らせて〜とお願いしてたあの子も、絶対領域を拝ませてもらってたあの人も、みんな結婚したり、子供が生まれたり、東京を離れたり、戻って来たり。

何かが起こるには十分な時間が経って、何かを成し遂げるにはまだもう少し時間が足りなくて。

なんとも絶妙なタイミングでこの企画をやっているなぁと今回しみじみ感じました。

29歳という年齢的にも、めちゃくちゃ絶妙です。

平成元年生まれ、最後の平成、最後の20代。

みんなが言ってることだけど、何度でも特別な感じがします。

気がつくと知り合ってもう10年も経つのに、今回のインタビューで初めて知る彼女の一面も多く、私たちはずっと友達だけど、なんでも話すのが友達じゃないと改めて思うし、なんかもっと名前の付いていない関係なんじゃないかなーなんて考えました。

最近、本当にどんなことが起こるかわからないと身にしみてる私としては、これから10年20年先のKちゃんとの未来が楽しみだし、これからも新しい彼女に会える喜びは大事にしようと、そう思いました。

この数週間で周りの人も、私自身も、人生の動く音がゴリゴリ聞こえています。

動く音大きすぎて、ちょっと何がどうなっているかわかっていない可能性すらあります。

来年どうなってるの?私たち。

こんなに可能性秘めてることある??オモロオブザイヤーですわ。

わたくし、音楽好きだし、好奇心強いタイプなので、Kちゃんの人生の動く音を聞くのがとっても楽しみです。

まぁ色々言いましたが、いい加減お前もインタビューされろや!29歳処女!!!!!!

私は彼女を強めにいじるために、今を生きて居ます。

いずれ来るその日を思いながら今後とも一緒に楽しく飲みましょうー!!

 

【cf.関連記事】