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ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

どうパッケージングして外へ出すか

 

小学校のマラソン大会で、一番最後にゴールした子に拍手喝采が起きる風潮について

みんなで「頑張れ!」「あとちょっと!」などとエールを送りながら並走する文化について

あれは一体何なんだろうか

 

 

小学校の同じクラスに、出席番号一番の一くんという男の子がいた。終業式の日、先生からもらった成績表を自分の席で開いて見ていると、突然ガタガタガタッ!という大きな音がして、そっちを見たら、一くんが椅子から転げ落ちていた。「大丈夫?」「どうしたの?」って、みんなの視線が一くんに集まった。そうやって注目を集めたところで一くんは言った

「全部"大変よくできました"…!!!」

 「すごい!」「見せて見せて!」と囃し立てるクラスメイトに囲まれて、一くんはとても誇らしげな表情を浮かべていた。一くんはそういうリアクションを、パフォーマンスを、恥ずかしげもなくできてしまう人なのだ。

20年も前の出来事なのに、未だにはっきりと覚えている。そのときの私の成績表もまた、全部"大変よくできました"だったからだ。(成績の付け方は絶対評価だったから他にも何人かいたんじゃないかと思う)

ちやほやされる一くんを横目に、私は成績表を閉じ、誰にも見せずに家に持ち帰った。わざわざみんなに知らせなくても、自分のことは自分がわかっていればそれでいい。私はそういう人なのだ。(家族の前では思いっきり自慢した)

 

 

先週、職場で異動の内示を受けた。希望している部署にいけるらしいよという情報は内々に入ってきていたので、9割方そこへいけると思っていたのだが、直前にひっくり返って違う課に動くことになった。

次の異動先は業務も上司もなかなかハードらしい。「上から仕事が大量に降ってくるからそれを粛々と処理する仕事」と聞いて、全然面白くなさそう~~!って思ったし、新しい上司については「正直相当キツい」「夏場はヤクザみたいなシャツ着てる」と聞いて、クセが強そう~~!って思った。とはいえ既に決まったことに対して文句を言ってもどうにもならないので、まあ4月になったら考えようって、今は思っている。

 

異動の絡みで先輩としゃべってて「異動決まってからずっとぐちぐち言ってる人がいるんだよね」という話をされたから、「思ってたとしても口に出したらダメですよね」みたいなこと言ったら「みんながみんな、〇〇さん(私)みたいにメンタル強いわけじゃないからね」みたいなこと言われて、それがずっと引っかかっていて、冒頭でマラソン大会の話を書いた。

そもそもまずメンタルが弱いことと不満を口にすることはイコールではないので、この会話は本質的にズレているのだけど、足が遅い人が特に努力もしないで「足速いやつはいいよな」って言うことと、マラソンでビリの子をみんなで応援することと、不満ばっかり言ってる人が「メンタル強いやつはいいよな」って言うことと、メンタル崩しやすい人をみんなで気遣って守ろうとすること。なんか引っかかるんだよな~って。

前の前の上司からは「俺の下で2年耐えれたんだから大丈夫」という謎の励ましを受けた。「大丈夫」と言われると、逆にどんだけヤバいところなんだ…と不安になったりするのだが、前の前の上司も、年末に部下が一人、精神的な理由で辞めてしまっているから、いろいろ思うところがあって声をかけてくれたのだと思う。

メンタルの話はあまり掘り下げると危険だからこのへんでやめておくけれど、メンタル強い人にも弱い人にも、誰に対しても同じ態度でいれたらベストじゃないかな、と思う。

 

何の話をしているのかわからなくなってきた。ここまで書いておいてあれだけど、あまりにも考えがまとまらないからこれ読んでほしい

この相談者、私じゃないんだけど、ほぼ私だから、私だなって思う。

ドラマ『カルテット』の中で、吉岡里帆さん演じる有朱ちゃんが言った「7割本当だったら3割嘘でも“本当”ってことじゃないですか」「人間関係ってどれも“ズボン履いてるけどノーパン”みたいなことじゃないですか」「私はズボン履いてればノーパンでも良いと思います」という台詞、ものすごく真理をついた言葉だなと思う。

 

自分の中で思っていること、それをどういう形で外へ出すか。

そういうことについて最近ずっと考えている。異動の内示を受けてあまり動揺していないつもりでいたけれど、実は結構ショックを受けていたのかもしれない。

まあ、でも、なんとかなるのが私だよ。座右の銘を「ピンチはチャンス」と「病は気から」に設定しているから、落ち込むタイミングがわからない。

 

私の人生はかっこつけようとする自分と、かっこ悪い自分をさらけ出すことの戦いで、シリアスなものと間抜けなものが入り交じった、少々わかりづらくて滑稽なものなんだな、と最近は思っています。

まみさんのこの一文、そう。本当にそう思う。

自分のことは自分がわかっていればそれでいい、と思う一方で、たまには誰かにわかってもらいたいと思っている自分がいる。その両方の思いがせめぎ合ううちに、あるとき突然全部面倒くさくなってしまったりして、最終的に面白ければ、楽しければ何でもいいやというところに着地する。そういうことの繰り返しで成り立っているような人生だ。

 

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先日、地元の友達がInstagramに載せた写真に、ジョッキ片手にピースサインをする一くんの姿があった。「プチ同窓会」とタイトルがつけられた正方形の写真の中で、一くんが着ていたのはフレッドペリーのポロシャツ…………冬なのに…………半袖!!!!!!!!!

思わず椅子から転げ落ちそうになった。