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パシフィック・リム4DX試写レビュー

映画『パシフィック・リム』の4DX試写会が当選したので観に行ってきました。パシフィック・リムは3D吹替え、3D字幕(IMAX)で過去2回見ていたのですが今回は4DX!というわけで、ただただ最高でした。4DXって何?という方はリンク先参照(こういうことできるからはてなブログ便利だなーと思う)でお願いします。

 

そもそも私はパシフィック・リムが今まで見た映画の中で一番好きな映画なので、4DXがどう、という感想以前にとても楽しめたのですが、4DXシステムをこれほどまでに活かせる映画はパシリム以外ないんじゃないかと思います。

 

4DXでの上映の一番の特徴はなんといっても椅子が動くというところなんだけど、まず最初は酔います。これが90分続くのか…と気分が大変沈みます。ちなみに4DXはポップコーンや飲み物などの飲食は禁止でした(吹っ飛ぶから)。それくらい衝撃が激しいので、映画というよりはアトラクションに近い感覚なんだけど、まあ揺れはすぐ慣れて酔いもおさまりました。というか、一体感がすごくて途中から完全に自分がジプシーデンジャーにドリフトしてる感覚になります。パシリムは終始ドガーン!ガシャーン!な映画なので比較的酔いにくいのかもしれないけど、これがゼロ・グラビティだったらすごい気持ち悪くなりそう、でも体験してみたい!とは思います。

水やミストの演出は割りと控えめだったのかな、そこまでの効果は実感できませんでした。風は正面から吹いたり耳元でシュッっと吹いたりで結構ビビった。匂いに関しては今回まったくなかったらしいです。そりゃオオタチの腹の中のシーンで死んだナマズの臭いとか漂ってきたらたまったもんじゃないよな、と思います。

 

4DXの感想はこれくらい。とにかく一体感?臨場感?が凄まじいので、上映後疲労感がどっときますがアトラクションとしてすごく面白いな~と思います。ただし料金は通常+1000円なので、試写会じゃなかったらなかなか行く気になっていなかったかも、というのが正直なところです。



で、ここからは4DXについてじゃなくて映画『パシフィック・リム』について。これほどエンターテイメントとして完成された映画は後にも先にもないんじゃないかと思います。すごくお金かけてすごくアホな映画をすごく真剣に撮りました!っていう感じ。ストーリーや設定は「怪獣が現れた!」「やっつけろ!」というシンプルなもので、怪獣マニアじゃなくても楽しめるようになっています。ちなみに私はガンダムウルトラマンもちゃんと見たことがないし、ヱヴァは難しすぎていまいち意味がわかりません。とにかくパシリムはこの潔いわかりやすさが非常に爽快な映画なのです。

 

突っ込みどころ満載で終始アホだな~!!と思うんだけど、このアホさが最高。ネタバレになるけど船とコンテナ武器にして戦うシーンとか声出してワロタな展開だし、チェルノと3つ子の戦闘力低すぎてまじウケる~って感じだし、ベケット君とチャックの喧嘩のシーンでベケット君が怒りに震えるあまりアゴがしゃくれてたり、時折飛び出すペントコスト司令官のカタコト「モリサン、スコシオサエテ」、必殺技「ロケットパーンチ!!」等々、挙げだしたらきりがないくらいおかしなシーンがたくさん散りばめられています。司令官の「1つ、二度と私に触れるな。2つ、~」のとこも大好き。普通にゲラゲラ笑いながら見ました。

あと細かいところでビルにパンチして拳突っ込んでったときの振子カチカチ鳴るシーン、あれすごく「???」 な演出なんだけど、あそこにこそギレルモ・デル・トロ監督の拘りが詰まってる気がして好きですね。ギレルモ・デル・トロって名前すごいよねという話なのですが。

それと脇役もキャラが立ってて全員最高です。ニュートとハーマンのコンビ芸に、ハンニバル・チャウの胡散臭いマフィア感とか。死ぬキャラも勿論わかりやすくフラグ立ててから死亡していきます。明快です。

 

そしてこのパシフィック・リム、すごく青い!!!まず森マコの髪の毛に青メッシュ、森マコ登場シーンの傘も青、芦田愛菜ちゃん演じる森マコ幼少時代のコートもワンピースも青いし、怪獣の血液?口の中とかも青い(この青は宇宙っぽくてすごく綺麗!)。そのことに気づいて2回目観に行ったときはもっと注意してみたら、ベケットと森マコの食事シーン、二人のトレイの上には青いゼリー!!!このゼリーは「二人が偶然同じものを選んでる」=「パイロット二人の意思疎通」を印象づける重要アイテムだと思うんだけどなあ(『パシフィックリム ゼリー』 で検索してもそれについて言及してるレビューがでてこない・・・)

 

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パシフィックリムがあまりに好きすぎて青色ゼリー自作した

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映画は132分あるんだけど退屈しないのは多分テンポがよいからだと思います。3回見たけど全く飽きません。そして驚くべきことに3回とも泣いている。映画で泣いたことって他になかったんだけど、なぜか泣く要素の一切ないパシフィック・リムで、それも3回ともエンドロールが流れた瞬間に涙がつーーってつたってて。自分でも「え!なぜ!!」って思った。

原因として考えられるのは、①終盤が超展開すぎて瞬きするのを忘れる→目が乾燥した、②ひゃ~~~~~~最高!!!!涙!!!の2パターンなんだけど、多分後者で、本当に面白かった!超よかった!!って高まってしまったんだと思う。ちなみにパシリム1回目の前に『風たちぬ』を見たんだけど、それはあまり…という感じで涙どころか、棒読みにちょっとイライラしてしまったりして私にはあまり合いませんでした。


だからパシフィック・リムはいろんな人に薦めたい映画ではあるのだけれど、合わない人にはさっぱりかもしれないし映画館で見てこその映画だと思うので、4DXリバイバルでもあれば是非!と思います。