ねているとき いがい ねむい

人には人の乳酸菌

平成が終わる夏、チャットモンチーが終わる

2018年7月4日、チャットモンチーのラストワンマンライブ「CHATMONCHY LAST ONEMAN LIVE ~I Love CHATMONCHY~」をライブビューイングで観てきた。

気付いたときには武道館のチケットが完売していたのは私の不徳の致すところではあるのだが、そもそもチャットモンチーの熱心なファンだったのかと聞かれると、実はライブを観に行ったことは今まで一度もなかった。

でも、だからと言ってニワカとか、ライト層というような距離感では決してなかったはずだ。

薄い紙で指を切れば『ハナノユメ』が頭の中で鳴り止まなくなるし、18歳で上京してきたときは『東京ハチミツオーケストラ』に勇気づけられた。人を好きになったときはじめて『風吹けば恋』の歌詞の意味がわかった気がしたし、悩んだり考えたりするのに疲れて『I Laugh You』をエンドレスリピートしていたのはつい最近のことだ。

チャットモンチーの音楽はいつだって私のすぐそばにあった。

 

 

ラストワンマンの武道館、しっかりと手を繋いでステージに上がるチャットモンチーの二人。やばい、こんなん泣いてしまうって、と思った数秒後には涙が頬を伝っていた。早。

前半はラストアルバム『誕生』から選曲されたセットリスト。このアルバムはやっぱりなんといっても『砂鉄』だ。何も見ずに頭からアルバムを聴いていったときに、なんだろうこの歌詞は…って、最初にひっかかったのが『砂鉄』で、見れば作詞は高橋久美子。うぁ〜〜〜〜〜〜って。最初から最後まで歌詞がもう、うぁ〜〜〜〜〜〜って。

特に最後の

明日のことは明日もわからんだろう
だけど何も心配はいらんだろう
君は君の真似なんてしなくても
最初で最後の君だ
僕は僕の真似なんてしなくても
最初で最後の僕だ

うう…この曲は、くみこんが二人に宛てた手紙なんだよね…って泣いて、『染まるよ』で染まるよね…わかるよ…って泣いて、転換のヒストリー映像で泣いて、第二部冒頭、ストリングスを従えての『majority blues』でマママママジョリティ〜〜(この曲めっちゃ好きなんですよね…)って泣いて、『東京ハチミツオーケストラ』のエモみで泣いて、『Last Love Letter』のイントロのベースかっけぇ〜〜〜で泣いてアウトロのギターかっけ〜〜〜でも泣く。

アンコールで出てきた二人がステージの縁に腰掛ける。あっこちゃんが「今優しい言葉かけられたら、えっちゃんやばい」って言ったのに、会場からのたくさんの「ありがとう〜!!」の声援を受けてあっこちゃんの方が先に泣いちゃって、えっちゃんが笑いながらあっこちゃんの肩をさすってて、その場面がすごくチャットモンチーだな〜って思った。姉御肌でいつもカッコいいあっこちゃんは実は情に厚くて、繊細で女の子らしいえっちゃんは肝が据わってて芯がブレない。きっとこの光景を、くみこんは母のような眼差しで見守っているんだろうなぁ…なんて想像したりして。最後『サラバ青春』はもう、声を殺して号泣していたのだけど、映画館で隣に座っていた女性からもすすり泣く音が聞こえて、ああ、本当にサラバ青春なんだな…、我々の青春は平成と共に終わるんだな…って、いや、もうとっくに青春時代なんて終わってはいるんだけど。本当の本当にサラバ青春、しなきゃいけない時が来た。それが2018年の夏なんだと思います。

 

 

深夜に書いてるから、明日になったら読み返すのも恥ずかしいような文章に仕上がってるかもしれない。というか絶対そう。でも消さない。こういうの残しておいてこそのブログでしょ。

というわけで私は私が思っていた以上にチャットモンチーのことが好きだったみたいです。

ありがとう!チャットモンチー

 

 

 

 

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